CCCで活躍している若手社員のインタビューを連載する「#若手のリアル」。今回は、CCCマーケティング株式会社(以下、CCCMK)のデータアナリスト(以下、DA)として、新卒入社4年目でチームのリーダーを務める石橋輝久さんのインタビューをお届けします。
- 今回の若手社員
- 応用化学から統計学。医療系から企画会社へ。
- データを扱う仕事も色々。1年目から3年目までの成長過程。
- 入社4年目でリーダーに。マネジメントではなく、「汗をかく」大切さ。
- 4年経っても変わらないCCCらしさ、4年目の今だから目指したい未来。
今回の若手社員
石橋輝久さん
4年制大学卒業後、大学院に進学し、2019年新卒入社。入社から現在までCCCMKに所属。1年目はデータを用いたCCCMKの新しいビジネススキーム開拓の現場に触れ、2年目からはDAとして外販案件を数多く担当。4年目の現在も、引き続き精力的に案件を引き受けながら、チームリーダーとして仲間のサポートも担当。
応用化学から統計学。医療系から企画会社へ。
――大学と大学院ではどのようなことを学んでいたのですか?
大学4年間は応用化学を専攻し、新薬開発の勉強をしていました。大学院では、学部生時代に専攻していた応用化学とは毛色の違う医療系の大学院で、そこでは統計を使った研究をしていました。ビッグデータを利用して病院など医療の現場における課題を分析し、解決策を検討する研究をしていました。
――大学と大学院で研究分野が大きく変わったのはなぜですか?
新薬開発というのは、たくさんの研究者が同じ分野の研究に一生をかけて取り組んでも、その中から市場に出る新薬はほんの一握りだけ、というくらい途方もない時間と気力のいる領域です。ただ、そんな世界に触れる中で、仕組みだったり制度だったり、今の枠組みを変えることでもっと多くの成果を残せる余地があるんじゃないか?と思い始め、通っていた大学院に出会いました。データ解析や専門的知識・技能を用いながら、マネジメントの観点でアプローチする、という内容が当時の自分の課題感にピッタリで、そこで研究分野を変えた、というのがきっかけです。
――就活を始めたきっかけや軸、そしてCCCとの出会いについて教えてください。
もともと民間企業で働きたいという思いがあり、最初は医療系のみを視野に入れていましたが、大学院での学びを深める中で自身の根幹に「データ分析を通じて人に還元したい」という想いがあることに気づき、医療系にこだわらないようになりました。CCCを知ったきっかけは、研究室の先輩が2018年にCCCが主催したデータコンペに参加しており、その企画の担当社員と話したことがきっかけです。そこで、データ分析ができる企業のひとつとして、新卒採用の選考を受け始めました。
――他にもデータを扱える人材を求めている会社の選考を複数受けていた中、最終的にCCC入社を決意した決め手はなんですか?
最終面接で当時の人事責任者の方との話が盛り上がり、その場で社内の新規事業コンペに誘われたことです。まだ選考中の就活生で、しかも面接中に、社内コンペに挑戦しないか、と熱烈に誘ってもらったのはとにかく衝撃でしたね。「え、いいの!?」と(笑)。そこで、とにかくチャレンジさせてくれる会社なんだな、面白そうだな、と思ったことが最終的な決め手になりました。
データを扱う仕事も色々。1年目から3年目までの成長過程。
――入社時から4年目の現在まで変わらずCCCMKに所属していますが、1年目はどんな仕事をしていたのですか?
1年目もデータを扱う仕事ではあったのですが、データを使って「どうやってビジネスを創るのか」を作り上げていくことが主な仕事でした。具体的には二つ関わっていて、一つはBIツールTableauの全社浸透です。ビジネスを生み出す源泉であるデータをもっと社内活用・社外発信できるように、技術サポートやオンラインコンテンツ整備、イベント運営を実施していました。二つ目はデータを使ったソリューション開発や新規事例創出で、自分はデータ抽出まわりのサポートをしていました。他の人と一緒に動くことで、「データからどう価値を生み出していくか、それをどう顧客に伝えていくか」を肌で学ぶ機会をいただきました。先輩から業務の基礎を学び、DAとしての独り立ちを目指す1年間でした。
――2年目と3年目の仕事内容ややりがいも含めて教えてください。
2年目からはDAとしてクライアント様に関わる案件を担当していました。DAとしての1年目は、DAとしての業務に慣れながら、とにかく幅広い事業領域のクライアント様を担当して、ひたすら様々な業界や事業について勉強した1年でした。同じDAの同期もいるのですが、当時はお互いにものすごい数の案件を抱えて、必死だったのを覚えています。その甲斐あってか、次の年には入社3年目でありながら、顧客の中でも、規模的には5本の指に入るような大きな案件を任せてもらいました。数億が動くような案件で、プレッシャーも感じましたが、結果的には1年で大きな成果を上げることができましたし、その後に繋がる良い関係を築けたという点でも、やりがいがありました。
入社4年目でリーダーに。マネジメントではなく、「汗をかく」大切さ。
――現在入社4年目で、チームリーダーというポジションを任されているそうですね。チームリーダーとはどんなポジションなのですか?
現在DAのユニットの中には2つチームがあり、それぞれにメンバーが割り振られています。そのうちのひとつのチームのリーダーとして、チームメンバーのサポートを行いつつ、自分の案件をこなしています。もうひとつのチームのリーダーと、ユニット全体を統括するユニットリーダーと3人で、DA全体のマネジメントを行う構図です。
――リーダーを任されたときはどう感じましたか?また、リーダーとして働く中で、特に大変なことは何ですか?
リーダーを任されたときは、少し戸惑いました。リーダーの重みがわからないままそのポジションを任されていいのだろうか、と。でも、そもそもCCCに入社したのも、チャレンジさせてくれる環境に惹かれたからこそですし、もらったリーダーという新しい役割も、期待してもらっていること、挑戦させてくれることのあらわれだと思って、こたえられるように頑張ろう、という気持ちです。自分の上長であるユニットリーダーやゼネラルマネージャーからは、いわゆる「管理職」で想像されるようなマネジメントに徹するリーダーではなく、「汗をかくリーダー」になってほしいと言われています。汗をかくリーダーとは、自分が仕事に泥臭くもがきながら取り組む姿を見せることで、まわりにも何かを与えられるようなリーダーという意味で、私自身がいま心掛けていることです。リーダーは自分ですが、他のメンバーの方は自分よりずっと経験のある、年次が上の大先輩もいるので、その方たちのリーダーとしては正直至らない部分はたくさんあると思います。ですが、率先して仕事を引き受け、わからないところは、リーダーであっても皆さんに助けてもらっています。自分よりも年次が上の方々をマネジメントする大変さというのは、若手管理職あるあるの悩みだと思いますが、いまは自分の仕事に全力で取り組むこと、そこで大変な思いをすることを前提に、その姿を共有して、メンバーに助けてもらいながら、自分自身もリーダーとして少しずつ成長していければと考えています。
――チームの雰囲気や働き方について教えてください。
DAとしてとても経験豊富な先輩方もいますし、今年4月に入社した新卒1年目の後輩もいます。DAは専門職なので、キャリアの中でデータの抽出・分析・マーケティングを経験してきている人も多いですが、一方で新卒文系からいきなりDAになった方、営業経験のある方、DAからプランナーになった方もいるなど、DAと言っても意外と各人のキャリアに幅はあるように思います。DAは現在リモートワークが主体ですが、週に2回は定例の会議がありますし、チャットも皆よく活用しています。また、年次が上の方々も穏やかな人ばかりなので、自分も普段からとても助けられていますし、日々学ばせてもらっています。
4年経っても変わらないCCCらしさ、4年目の今だから目指したい未来。
――石橋さんの思うCCCらしさとは何でしょうか?
入社のきっかけになった最終面接や、入社4年目の私にリーダーを任せてくれたところからも、どんどんチャレンジさせてくれる、そしてチャレンジを決めた人の背中をみんなで押してくれるところが、やはりCCCらしさだと思います。特定の人だけにこのような傾向が見られるのではなくて、皆に共有されている部分なので、文化や社風として定着している部分なんだと思います。
――今後の目標はありますか?
自分の力だけでは、どんなに努力したとしても限界があると感じています。でも、だからこそみんなを巻き込めるような、他人の力も引き出して、みんなで意義のあることをできるような人になりたいです。社会的に意義のあることをしたければ、きっと自分だけでなく他の人の力も必要で、それをどれだけ合わせられるかで、やれることの幅や質は、全然違ってくるはずです。そのためにはまず、自分自身がもっと学ばなければいけないのはもちろんですし、他の人たちにとっても経験になる機会をどんどん提供できるようにならなければ、と思っています!
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