CCCの「企画」「人」「働き方」を伝えるメディア

音楽から家電、そして新たな挑戦へ。 テクノロジーを体験し、 未来の暮らしを発見できる場を。

f:id:kwnbttt:20210928141543j:plain

※この記事は2019年時点に書かれたものです。

プロフィール

吉崎 真矢さん 株式会社 蔦屋家電エンタープライズ 執行役員 兼 商品部長

2006年にレコードショップ/レーベル運営会社からCCCへ入社。商品本部セル音楽マーチャンダイザー(以下、MD)として、洋楽R&B/クラブ・ミュージックを4年、邦楽/PB企画を4年間担当する。その後、二子玉川 蔦屋家電プロジェクトに参画し、音楽売場リーダーに従事。OPEN後は接客販売、フロアコントロール、商品調達に取り組む。約1年間、家電企画事業部でMDリーダーと音楽/映像MDを兼任。2018年4月から商品の調達・卸・コンサルの企画会社である蔦屋家電エンタープライズを設立、現在は執行役員 兼 商品部長を務める。

音楽の「できる領域」を広げていけるCCCへ。

f:id:kwnbttt:20210817114939j:plain

前職では、自分の好きな音楽や売りたいものを買い付けるバイヤーを経験し、そこで音楽の提案の楽しみを覚えました。自分の買い付けた商品が人々の音楽の幅を広げるきっかけになるということを認識し、それをより多くの人に発信し音楽シーン全体に影響を与えたいとの思いで、スケールメリットが活かせるCCCに入社しました。

二子玉川 蔦屋家電の音楽コーナーでは、スピーカーなどの家電の調達から限定CDの制作までを担当。正直最初は、蔦屋家電プロジェクトに入りたいとは思っていませんでした。学生時代からずっと音楽のみをやってきたので、家電には興味がなかったのですが、これまでやってきた音楽のMDや制作といったソフト面の部分と、音楽を再生する家電などのハード面での部分、そのどちらもプロフェッショナルとしてできる人はなかなかいないと思い、また新しいフィールドで自己成長できると思い、挑戦しました。
結果、自身の「できる領域」が広がっていきました。新しいチャレンジをしたことで、自分の仕事領域を広げられ、非常に良い経験になったと感じています。ソフトの知識があることは、家電を扱う上でも強みになります。

蔦屋家電エンタープライズとは。

f:id:kwnbttt:20210817114958j:plain

蔦屋家電で調達した商品を蔦屋家電のみならずCCCグループや他販路へ広げるために、また製品開発・コンサル事業の強化をするために蔦屋家電エンタープライズが設立されました。
当初は音楽のプロフェッショナルになりたいと思いCCCに入社したため、家電に興味がなかったのですが、やってみたら面白かったんです。家電業界をもっと変えたい、世の中をイノベーションしたいと思うようになりました。

この規模の会社であれば普通、決裁までにかなりの時間がかかるものですが、権限移譲されているので、とにかく決裁が早い。企画し、事業採算性がしっかり取れるのであれば、誰でも新しいことにチャレンジできる。そういうところもCCCの魅力だと思います。 何より、一緒に働く人が良かった。

テクノロジーが集結する、私たちの未来を発見できる場を。

f:id:kwnbttt:20210817115011j:plain

最近よく耳にする5G・AI・IoTなど、具体的にどういうもので、自分ごとで何が変わっていくのか、あまり分からないですよね。体験できる場がないから分からないんじゃないかと思います。そういったテクノロジーがもたらす暮らしを、アーリーアダプターだけではなく幅広く伝えることも蔦屋家電エンタープライズの使命ですので、売場リニューアルのタイミングで「Tech Front」というスペースを二子玉川 蔦屋家電内につくりました。

これまでの実施事例の一例を紹介すると、既にお取引のあったアメリカのオーディオブランド「SONOS」様の世界観や音質の良さをよりアピールしたいと考え、これまで海外でも事例のなかった「360°サウンド体験」を企画しました。海外のメーカー様ということで企画を着地させるために多くの打ち合わせが必要でしたが、結果的には多くのお客様にWOW体験を届け、ブランド認知拡大につながったと思います。

CCCは企画会社なので、私たちならではのアセットを活かした企画をクライアント様も期待しています。企画を通してお客様へ分かりやすく自分ごととして伝えることを大切にし、これからも国内外、様々な展示会へ行って情報収集し、交渉を行い、テクノロジー体験を届けていく予定です。

「感覚」+「経験値」=「未来予測をする感性」

f:id:kwnbttt:20210817115025j:plain

この仕事では、知識と経験と感覚値が必要だと思っています。Tカードから得られる購買データの数字も参考にしますが、あくまでも過去のトランザクションだと認識することを忘れず、「未来予測をする感性」も必要だと感じています。

そのことを、私は「感覚」+「経験値」という言葉で表現しています。未来予測をする感性は、いろんな経験をすることによって自然と磨かれていくものです。また、顧客目線を何より大切にしています。

そのためには徹底的にマーケティングをしますし、常に仕事に対して責任を持ち、スピード感を持って対応することで、信頼を得る努力をすることも大事にしています。

わたしが創る未来のライフスタイル

f:id:kwnbttt:20210817114902j:plain

企画会社として、家電の企画開発を0から行いたいと考えています。

現在は、メーカー様の商品を卸し、販売していますが、今後はCCCが0から企画した家電を、メーカー様と協業し製作から販売まで行っていきたいです。
お客様目線で、商品を作ることから販売まで一貫して取り組むことで、世の中のライフスタイルを変えるような提案が出来るのではないかと思っています。