※この記事は2019年時点に書かれたものです。
- プロフィール
- 企画からお客様が行動するパフォーマンスまで繋げる。
- 失敗と挑戦の繰り返しで生まれた「ホラー味」のお菓子。
- イメージは「一緒に会社をつくる」こと。
- ポイントだけでない、新たな価値をつくりだす。
- わたしが創る未来のライフスタイル
プロフィール
石井 大樹さん CCCマーケティング株式会社 プランニング
入社から一貫してマーケティングの企画業務に従事。 以前は飲料、食品、トイレタリー、自動車、タバコ、エステなどの領域における、コミュニケーションからマーケティングのプランニングを担当。2019年よりトラベル、フォト、ファッション、スポーツを中心にマーケティング事業のプランニングを担当。
2019年度、社内の企画コンペで「T-VENTURE PROGRAM Challenge」にてグランプリを獲得。
企画からお客様が行動するパフォーマンスまで繋げる。
CCCマーケティングにキャリア入社した後、CCCの持つデータベースを活用して、企業様にどのようなソリューションを提案できるのか、その内容をプランニングすることを一貫してやってきました。
例えば、コンビニやスーパーで集まってきた、飲料やトイレタリーなどの購買データを、自動車やエステのマーケティングに使えるのではないか。また、データをどう活用するかだけでなく、どんなメッセージやコピーで、さらにどういう形で発信すれば、よりお客様の行動につながるかまで考えています。
2017年にリニューアルオープンしたTSUTAYA三軒茶屋店のプロモーションでは、オリジナルのレンタルバッグDM(ダイレクトメール)を企画し、クーポンとともに一定期間来店のないお客様へDMをお届けしました。結果、DMを受け取られたお客様の、来店率、利用回数ともに、大幅な伸びが見られました。
失敗と挑戦の繰り返しで生まれた「ホラー味」のお菓子。
データを使ってスナック菓子の新しいフレーバーを作るという新しいチャレンジをしたことがあります。
お菓子のフレーバーは、いわゆる食品の味で表現されることが多く、どんな味かが想像できて面白くない。私なら「ホラー味」や「SF味」を食べてみたい。そんな風に目を引く商品を作りたいとメーカー様と話したことがきっかけでした。
ホラー、ラブロマンス、ファンタジー(SF)、それぞれのジャンルのDVDを借りたお客様が、その後にどのようなものを買っているのかをリサーチし、どんなフレーバーにするかの企画を固めていきました。
商品の味を考えるだけでなく、パッケージのデザインまで考え、何度も試食を行い、商品化にこぎつけました。
イメージは「一緒に会社をつくる」こと。
大手旅行系企業様と一緒に「地方都市への旅行コンテンツを企画して商品化する新規事業」について取り組んでいます。
最近の旅行は、自分で手配し、カスタマイズする傾向が強くなっています。そこで、豊富なデータベースを持ち、ライフスタイルコンテンツの提案を得意とするCCCが、旅行のコンテンツをつくり、企画を組み込んだ旅行商品を企業様が販売する。その旅行先は地方都市をメインにすることで、その地域ににぎわいが生まれ、地域創生にも繋げることができる。更に、CCCの持つプラットフォームで、様々なプロモーションをすることもできる。
両社のゴールは「一緒に新しい会社を作ること」です。自治体や観光地、旅行関連企業に向けて地域創生をテーマにコンテンツを作り、それをセールスまでするマーケティング会社。CCCが持つアセットに企画をかけ合わせ、付加価値商材のマーケティングをしていきたいと思っています。
今ある企画の更に先に踏み込んでいかなければ、マーケティングの領域は広がっていかない。いかにライフスタイル、ライフステージに近い提案をしていけるかという挑戦です。今よりも少し未来のライフスタイル提案をしていけたらいいなと思っています。
ポイントだけでない、新たな価値をつくりだす。
社内で企画をする人がどんどん増える雰囲気を作り、盛り上げたい。それに企画って誰かとやったほうが勉強になる。そう思い、入社4年目の仲間と「T-VENTURE PROGRAM Challenge」に参加しました。
学生がCCCをもっと好きになり、そして社会とより繋がるための、中高生向けの投票プラットフォーム「学校総選挙」を企画。今は事業化に向けて企画の詳細と計画を詰めている段階で、具体的にいつからどのようなサイト、クリエイティブにし、プロモーションをするかという精査をしているところです。
若年層といかに早い時期から繋がっていくかが、これからのCCCにとってとても重要だと感じています。Tカードがあれば、レンタルに使えたり、買い物ができたり、いろいろなことができる。たくさんあるポイントカードをまとめていたのがTカードだった。しかしこれからは、IDがいくつかに集約されていく世の中になるので、ポイントという価値だけでつながるのではなく、若年層が選びたくなる、好きになるTポイント、Tカード、T-IDの新たな価値づくりを考えています。
わたしが創る未来のライフスタイル
新しいビジネスモデルを作りたい。
同じことばかりしたくないから、一緒にやろうと言ってくれる仲間と一緒に、前例のない新しい価値をつくっていきたい。
自由にやらせてもらっていることは、成果を出さなければいけないという責任も感じますが、やりがいにもつながっています。お客様、企業様の、CCCへの期待感を超えられたら嬉しいですね。
一生懸命な人。生意気だけど、謙虚な人。自分の考えを持っている人。CCCが好きな人。そんな人にCCCに来てほしいと思っています。