CCCの「企画」「人」「働き方」を伝えるメディア

仕事、家庭、どちらも全力。

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※この記事は、2019年時点の情報を掲載しています。


社内向けTVP「T-VENTURE PROGRAM Challenge」ダイジェスト映像はこちらをご覧ください↓

https://www.facebook.com/watch/?v=175821176820744

プロフィール

西本 歩未さん

2010年新卒入社。入社後、TSUTAYA店舗運営企画、その後、CCCマーケティング株式会社にて、メディア営業・プランナーを担う。産休育休を経て、人事部にて人材育成と、T-VENTURE PROGRAM(以下TVP)推進を担当。

上杉 詩織さん

2010年新卒入社。TSUTAYA店舗運営企画、音楽バイヤーに従事。その後、新規事業企画、経営企画の業務に携わる。産休育休を経て、CCCマーケティングの経営管理とTVPの企画推進を行っている。

両名、子育てをしながら、フルタイムで勤務。

新規事業を創出しやすくするための、企画。

上杉:私たちは、新規事業の創出を目指す「TVP」を、企画、運営しています。大きく社外向けと社内向けの2つのプログラムを展開しており、社外向けは、アクセラレータープログラム、社内向けは、社内ビジネスコンテストのようなものをイメージしていただければわかりやすいかと思います。

西本:社外向けは、社員が選考に進んだ企業様と一緒に企画立案、協議をしながら、ベンチャーマインドに刺激を受ける場としても機能してほしいと考えています。
社内向けは、人材育成の一環として、社員の想いやWILLを形にできるきっかけづくりになればという思いで立ち上げました。CCC社員であれば誰でも企画を提出することができ、今年は新入社員の企画が2次審査会に進んでいます。

※2019年11月1日現在、社内向けTVPは2次審査会中。

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事業化実現に向けて、アクションし続ける。

上杉:事業化することをゴールに設定しているので、経営陣とのコミットまで繋がる仕組み、場づくりを意識しています。最終審査では各事業会社トップへのプレゼンを行い、その場で直接フィードバックをもらう機会を設けています。
こだわっているのは、審査会を実施して終わりではなく、そこがスタートとなるように、企業様と一緒に社員が新規事業を立ち上げていけるようなストーリー設計。今の仕組みに満足せずに、今後も様々な社員が主役となって新しい企画に携わり、経営陣と双方向にコミュニケーションを取れる場を増やしていきたいと考えています。

西本:「CCCは企画会社である」と言っていますが、実際、社員一人ひとりの新規事業やサービスへのモチベーションは高いと感じています。個人の想いが詰まった企画を応援する仕組みづくりに加え、事業やサービスが多岐に渡っているCCCのリソースを活かして、グループで連動した企画にチャレンジしたくなる環境をつくるということも、私たちの大事な役割だと感じています。今年は社員への働きかけを増やした結果、想定した企画数の4倍以上の応募が来ています。

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子育てと仕事。どちらも全力で取り組みたい。

上杉:私も西本も、子どもがまだ小さいため、保育園で発熱して呼び出しがくるということがあります。その場合、その場の仕事を中断して、誰かにお願いしたりしなくてはなりません。そこに葛藤が無いと言ったら嘘になります。

西本:家庭、子どもを大事にしたいし、仕事もしっかりやり抜きたい。働くパパママが誰もが一度は感じるモヤモヤだと思います。私は、ライフステージが変わるタイミングで、上司、仲間に自分ができること、仕事に対する自分のありたい姿勢を伝えて相談しました。相談を聞いてくれ、応援してくれるメンバーがいる会社の環境は、素直にありがたいです。

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「お互い様」という気持ちで。

西本:上杉がたまたま同じライフステージで、子どもの年齢も近いので、状況を理解できる良い仲間に恵まれたと感じます。子どもが発熱して保育園から呼び出しがくる気持ちを分かり合えるので、「できるときに、できる方がやろう」と、お互いがスムーズに補い合うことができています。

上杉:リモートワーク等の会社制度も活用しながら、通勤時間を家事に充てたりと、コントロールしています。子どもの体調や家族の状況はお互い共有し合いながら、1日1日の働き方を調整しています。作業や資料作成の日は在宅勤務にしたり、ミーティングはテレフォンカンファレンスを活用したりしています。

西本:子育てに限らず、生活と仕事との両立は常に課題だと思いますが、素直に周りに頼ることが重要だと考えます。

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やりきることが、幸せのサイクルに繋がっていく

西本:私は最初から自分一人ですべてやろうとするとパンクすることが目に見えていたので、夫とは育児は二人でする、と決めていました。なので、例えば子供の送りは夫、迎えは私。と分担しています。

上杉:妥協したくない、できる限りのパフォーマンスをしたい。その意思を汲んで、会社も責任ある仕事を任せてくれることが、嬉しいですね。仕事をやり切ることができると、そのことが自分の幸せ、やりがいになって、家族にも自然と充実した笑顔で接することができる、といった幸せのサイクルになっているのかな、と感じます。
自己満足かもしれませんが、私はそんな価値観で、キャリアも家庭もどちらも充実させていきたいと考えています。自分の価値観やライフステージの状況を相談しやすい環境を活かして、自分らしいキャリアをこれからも描いていきたいです。

わたしが創る未来のライフスタイル

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西本:TVPは、会社の風土や制度を変えていくことの1つであるとは思いますが、まだ1つでしかないと思っています。できることはもっと沢山ある。それを形にしたい。オーバーな表現かもしれませんが、“会社を変えていけたら”と想像しています。よりたくさん、社員がやりたいと思うことをアクションに繋げやすくするための場づくり、自己実現をできる場や制度、風土をつくっていきたいです。

上杉:現在、社外向けTVPの場は、“社内外のネットワークが広がるとても良い機会“と、社員からとても前向きな声が集まっています。企画をアウトプットしやすくするための一つのプラットフォームとして、浸透してきているのかなと感じています。これからも、社員が情報をインプットするだけに留まらず、アウトプットの機会も提供し、どうすればCCCがもつリソースを活用し新たな価値が創出できるか、本気で協議できる場をつくっていきたいと考えています。