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他社を見たからこそわかる、CCC特有の働き方

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※この記事は、2021年7月時点の情報を掲載しています。

 

CCCで多様な働き方をしている社員にインタビューし、CCCならではの企業文化や働き方を掘り下げていく 「#CCCの働き方」

第5回のテーマは「再入社」。一度CCCを離れ、外の世界を見てまたCCCに戻ってきた社員にインタビューしました。

プロフィール

高戸 佑輔 さん

蔦屋書店カンパニー 店舗開発本部 物件開発ユニット 都心開発チームリーダー

2008年 新卒入社。店舗開発の仕事を中心にキャリアを積む。一度CCCを退職し他社を経験したのち、再びCCCに入社。現在は首都圏エリアの店舗開発や、新規事業の多店舗化を推進するチームのリーダーを務める。

最初に入社するまで、入社してから

ーー大学時代は何をしていましたか。

大学時代はサークル活動に力を入れていました。映像制作やイベント企画を行うサークルに所属しながら学園祭の実行委員もやっていました。当時はサークル活動に8~9割の情熱を費やしていましたね(笑)。自身の研究では、社会学科でメディア論を専攻していました。卒論は日本のコンテンツビジネスについて書いたのを覚えています。

ーー就活はどのようなところを見ていましたか?

就職活動は、正直ちゃんと取り組んでいなくて、業界研究や企業研究はあまりしていませんでした。10~15社にエントリーしてたかな。消費者と接点のある事業会社が良いなという考えがあって、CCCを受けました。CCCには、店舗、オンライン、カード事業など事業領域がたくさんあって良いなと感じました。大きかったのは、他のエントリーしている会社と比べた時に、先輩社員が若く溌溂としていて、自由で風通しが良さそうな雰囲気でした。大企業っぽくない環境に惹かれたのもありますね。

――入社後のキャリアはどのように歩んできたのでしょうか。

僕が入社した当時はジョブローテーション制度がありました。最初は大阪のTSUTAYA EBISUBASHIという繁華街の店舗でDVD販売の担当をしました。右も左もわからず、とにかく走り回っていました。

その後、CCCのメディアを活用した広告事業部門で、広告代理店やメーカーに営業する仕事を6ヶ月経験し、店舗開発の部門に配属となりました。TSUTAYAの店舗を出店する物件開発の仕事で、首都圏や北関東、関西エリアを担当していました。今思えば、若手だろうが関係なくやったことのない仕事もどんどん任されていて、裁量権があると言うか…(苦笑)、無茶ぶりする文化だなと。そこは今でも変わっていないなと思いますね。
関西エリアを担当していた時に京都岡崎 蔦屋書店のプロジェクトに携わったことをきっかけに、CCCが手掛ける商業施設のT-SITEや蔦屋書店の企画開発の部門に異動し、T-SITEや蔦屋書店の企画開発を担当しました。物件開発だけでなく、街づくりや商業施設の企画提案や、建築コンペの企画運営などの業務も担当していました。

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辞めるまで、辞めてから

ーーCCCを一度辞めた経緯について教えてください。

大きなプロジェクトが続いていて楽しくハードワークしていたのですが、自分の仕事自体は同じことの繰り返しが多くなってきたと感じ始めていました。仕事を通して成長をあまり感じられずにいたところに、大学時代の先輩から連絡があり、起業するから一緒にやらないかと声を掛けてもらって。これがきっかけで一度退職しました。

ーー辞めた後はどんなことをしていたのですか?

その会社が手掛ける業態の店舗出店や店舗運営に携わっていました。ただ、開業した店舗の立ち上がりがなかなか厳しかったため、別に新しい仕事を作らなければという状況に追い込まれたため、店舗開発、店舗企画のコンサルティング業務を始めました。知人の会社の新規事業の立ち上げをサポートしたり、商業施設や公共施設の調査企画の仕事のお手伝いをしたりしていました。
その時に気付いたのは、自分はやはり店舗開発という仕事が好きだということ。店舗をつくることの楽しさを改めて実感しました。そんな時にフィットネス事業を手掛ける会社とご縁があり、その会社に店舗開発担当として転職しました。
転職先は、会社としては当たり前のことかもしれないですが、事業ごと部門ごとに業務範囲がはっきり決まっていました。マネジメントが徹底していて、CCCと比べると自由度は低かったのかなと思います。仕事は楽しかったし、会社の雰囲気としてはCCCに近くて良かったのですが。

戻るまでの経緯と戻ってから

ーーなぜCCCに戻ろうと思ったのですか?

その会社の新規出店ラッシュが一段落したタイミングでコロナ渦となり、そんなタイミングにCCCの同じ店舗開発にいた先輩から突然「最近どう?」と電話がかかってきました。久しぶりにお会いして話を聞いてみたら、新規事業の展開を今後推進していく動きがあるので、CCCに戻ってきて協力してほしいとのことでした。新規事業を多店舗化するのも楽しそうだなと思い、CCCに戻ることにしました。
戻ってからは、店舗開発に関連する、出店戦略や市場調査、法人営業などの業務を行っており、戦略を考えて実行するところまで一気通貫した仕事を行っています。

ーー他社を見たからこそわかる、CCCならではの特徴はどんなところですか。

風通しの良さと、階層が少なく、事業の縦割りがないことはCCCらしいところだと思います。もうちょっとマネジメントして欲しいな、という、ちょうどいい塩梅でバランスが成り立っているというか。また、CCCには様々な事業があるので、色々な仕事をしている人たちと繋がり、一緒に仕事ができる良さがありますね。

 ーー最後に、CCCはどんな働き方ができる会社だと思いますか?

自らに意思があれば、面白い仕事ができる会社だと思います。名乗りを上げて発信し続けることが重要で、手を挙げた人には、チャンスが来る会社です。そしてそのチャンスをものにするためには、CCCの行動規範にもある「好感度人間たれ」を実践できていることが、重要だと感じます。