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改装、オウンドメディア立ち上げ。常に新しいことに挑戦する ー若手のリアル

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CCCで活躍している若手社員のインタビューを連載する「#若手のリアル」。

今回は、コーポレート本部 人材開発ユニットにて新卒採用の仕事をしている杉本さんのインタビューをお届けします。

今回の若手社員

杉本 遥香さん
2019年4月新卒入社。1年目は六本木 蔦屋書店の文具雑貨を担当。2年目の途中からコーポレート本部の人材開発ユニットに異動、新卒採用に関わる業務を担当。

地元に蔦屋書店ができてからその虜に

――CCCに興味を持ったきっかけは何でしたか?

高校生時代に地元の函館に蔦屋書店ができたことでした。当時は遊べる場所が限られていましたが、1日楽しめる場所が新しくできたことが嬉しく、蔦屋書店のファンになりました。蔦屋書店ができたことで、友だちと一緒に勉強したり本を読んだり、家族と朝からスターバックスで過ごしたりと、時間の使い方が変わり、街の活性化にも繋がっていると感じました。そんな蔦屋書店を運営している会社ってどんなところなんだろうと、CCCに興味を持ちました。

――CCCを最終的に選んだ理由を教えてください。

増田社長の考え方に共感したことです。増田社長の『知的資本論』を読んで、私の地元に蔦屋書店ができたことで過ごし方が変化したという経験は、生活提案をされていたということなんだと気付き感動しました。そしてインターネットが普及する時代に、店舗をやる意義に共感し、ネット化が進んでもリアルを大事にする会社で働きたいと思ったのでCCCに入ることを決めました。

未知なる挑戦

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――1年目に行っていた店舗での仕事について教えてください。

文具雑貨を主に担当していました。具体的には売場の商品の調達を行ったり、販売を行ったり、請求書の処理を行ったりしていました。それと並行して、接客以外にもスタッフの教育、アルバイトの採用も行っていました。

――店舗での業務で大変だったことを教えてください。

何もできない自分が、社員としてあるべき姿を考えながら働くということが難しかったです。私よりも年上で、TSUTAYAでの歴も長く知識のあるスタッフの方に何かをお願いするときや、指示をするときに、最初はどう伝えてよいのかわかりませんでした。なので、最初はとにかく自分から話しかけ、積極的に教えてもらい、どんどんコミュニケーションを取るように心掛けました。

段々慣れてくると皆さん「杉ちゃん」とあだ名でよんでくれるようになり、私が困っていれば助けてくれて、相談にも乗ってくれました。その中で自分が社員としてできる仕事、例えば社内のネットワークを通じて情報を取りに行くことや、数字の分析をするなど社員としての仕事を習得していきました。また、時には飲みに行ったり、お昼を一緒に食べたりするなど、より密に関わるようになりました。スタッフさんに恵まれていたなと今でも感じています。

――六本木 蔦屋書店は杉本さんが改装を担当されたとのことですが、その時のことを教えてください。 

就職活動をしているときから、蔦屋書店に携わりたい、出店のプロジェクトに携わりたいと思っていましたし、面接や人事との面談でもその想いを伝えていました。運が良いことに、1年目から翌年のTSUTAYAから蔦屋書店へのリニューアル改装が決まっていた、当時の TSUTAYA TOKYO ROPPONGIに配属が決まり、改装に携わることができました。海外のお客さまがターゲットの店舗だったこともあり、文具雑貨の中でもお土産を強化しようとそのコーナーの担当になりました。

ゼロから売場のコンセプトを考え、商品の配置を考えながら、日本に住む海外の方が母国に帰る際に購入したいと思うお土産をメインに、自分のお店で置きたい商品を、色々なお店に足を運んだり、他の蔦屋書店の方に教えてもらったりしながら探しました。日本に住んでいる海外の方は日本の文化を知っていると思うので、その上で驚いてもらえるようなものを揃えたいと思ったため、東京に限らず、全国の様々なところにあるお店にお声をかけて商品を調達しました。商品を卸してもらうために商談を行ったり、商品を配置するために什器の個数やサイズを考えたり、接客方法を共有するためにマニュアルを作成したり、色んな仕事を進めていましたが、やっぱりわからないことが多かったです。

更に改装のプロジェクトと通常の営業の2軸で動いていたため、時には「投げ出したい!」と思うこともありました(苦笑)。会社からこの改装に対する期待も感じていたので、特にリニューアルオープン間近になると、「本当に商品が届くかな」、「お客さまが来てくれるのかな」と夜作業をしながら不安になることもありました。でもそんなときに、店長から「今が頑張りどころ」という励ましの言葉をもらったり、一緒に同じ店に配属された同期と励まし合いながら、なんとか乗り越えていけました。

――六本木 蔦屋書店がリニューアルOPENを迎えたときはどんなお気持ちでしたか?

2020年の3月にリニューアルオープンをしましたが、すぐに新型コロナウィルスの影響で2か月ほど休業が続きました。7月に次の部署へ異動になってしまったので、改装後の店舗では1か月ほどしか働けず少し悔しい気持ちが残りました。しかし改装後、ターゲットとしていた海外のお客さまが来店し、自分がこれは絶対売れる!と確信していたけん玉をすべて購入してくださった際には、コンセプトを体現できたことを実感しました。また、そのけん玉を作っているメーカー様が「こんなに売れると思わなかった。ありがとう!」と直接伝えてくれたことも嬉しかったです。

1人でも多くの方にCCCを面白いと思ってもらう

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――現在、人材開発ユニットではどのようなお仕事をされていますか?

人材開発ユニットでは、新卒採用の仕事を担当しており、会社説明会の登壇や面接などの採用選考、学生さんの個別フォロー、インターンシップの運営、内定者に向けた企画をしながら、採用に関わることを広く伝える仕事をメインで担当しています。その中で、CCC insideの企画を含めた全体のディレクションやインタビュー取材、もちろん自分でも記事を書いたり、YouTubeやTwitterを投稿したりもしています。

――部署移動をしてから、大変だったことは何ですか?

3か月後にローンチが決まっているオウンドメディア(CCC inside)の担当を任されたことです。採用オウンドメディアって何?というところからのスタートだったので、インタビューをしたこともなければ、記事を書いたこともなかったですし、もちろんWEBサイトを作ったこともなかったので、最初は完成形が見えない中で業務を進めていくことは大変でした。

また、改装の時以上に社内の多くの人と連携を取って進めていく必要があり、なかなかスケジュール通りに進まなかったり、見えていなかった業務が発生したりと、自分が主体者として進めていくことの難しさを改めて感じました。また他の業務と並行して進めなければいかず、途中で何度も心が折れそうにもなりましたが、一緒に記事コンテンツを考えてくれた内定者インターンのメンバーや、インタビューを快諾してくれて楽しみにしていると応援してくれた社内のメンバー、そして広報という仕事を何もわからない私と一緒に進め方を考えてくれた先輩のおかげで、無事ローンチすることができました。

ローンチして1年以上が経ちますが、次第に浸透してきて、読んでいただける学生さんの数が増えてきていますし、社内からの反響も多くもらえるようになったので、とても嬉しく思っています。

――これからやりたいことはどんなことですか。

CCCってなんの会社?と疑問を抱いている人や、CCCの仕事の領域が広すぎて全貌がわからないという人もまだまだ多いと思うので、社内の人も含め、多くの人にCCCについて理解してもらえるよう、CCC insideをもっとよりよいメディアにしていきたいと思っています!

こだわりを持ち過ぎない

――働くうえで大切にしていることはありますか?

夢ややりたいことを持つことは大切だと思いますが、こだわり過ぎるのは良くないと思っています。私のこれまでのキャリアは、運よくやりたいことを実現してきていますが、改装の文具雑貨担当も今の採用に関わる仕事も、この仕事でなければいけないと思ったことはないんです。どんな仕事であれ、目の前に与えられたことを一生懸命やっていたら、任せてもらえる領域が増えていき、やりたいことに近づいていったということだと思うので、常に目の前にあることを楽しみながら、こだわりすぎない程度に夢を追いかけることが大切だと思います。

主体性を持つ

――入社してCCCらしいと感じることはありますか。

まずは、とにかく主体性が求められていることです。改装やオウンドメディアの立ち上げの経験から、大きな目標を与えられて、それに対して自分で考えて主導していくということをずっと求められてきました。これが良かったと思う一方で、時にはしんどくて、裁量とかもういらないと思ったこともあります(笑)。でもそんなときに助けてくれる仲間がいて、またやり遂げた時に一緒に喜んでくれる人がいるというのもCCCらしさかなと思っています。

CCC inside1周年の時に社内のメンバーから「よく頑張っているね!大変なこともあると思うけど、自信を持ってこれからも素敵なメディアを続けていってね!」というメールを何件かもらいました。とても嬉しくて保存して取ってありますし、大変な時はみんな応援してくれる、CCCはそんな会社だと思います。