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入社4年目で新規サービス立ち上げを経験。「誰かのためになっている」を大切にするユニットリーダー。

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※この記事は、2021年12月時点の情報を掲載しています。

 

CCCに長年所属している社員の経験や想いにフォーカスを当ててお伝えする「#先輩社員の足跡」。

今回の先輩社員は、Tマネーのサービス立ち上げから実装までゼロから携わり、現在はユニットリーダーとしてチームをまとめ上げている福永いずみさんです!新規サービスをゼロから作り上げ、リーダーとして活躍されている福永さんだからこその経験や仕事観を余すところなくお届けします。

今回の先輩社員

福永 いずみ さん

2008年新卒入社。1年目は法務部勤務で、株主総会の運営などを担当。その後2年間はジョブローテーションでTポイントに関するコールセンターのサポートをする事業部、書店勤務やTポイント提携先のエリア営業を経て、4年目でTマネーのサービス立ち上げの事業企画に配属。現在はTポイント・Tカードの導入支援やサービス企画を行うサービス推進のユニットリーダーを担う。

入社したきっかけ

――入社の理由を教えてください。

小さい頃から音楽をやっていて、音楽が大好きでした。アルバイトもCDを販売しているお店でしていたり、大学では法学部で著作権などの音楽に関連する法律の勉強をしたりしていました。そのため、音楽に何かしらの形で携われる会社を中心に就活をしていました。CCCの面接を受けた際に、面接官や社員さんの人柄に惹かれ、こんな人たちと一緒に働きたいと思いました。また、若手からチャレンジができる環境で、仕事にやりがいを感じられそうな可能性にも魅力を感じ、入社を決めました。

――実際に入社してみてどうでしたか?

本当に尊敬できる方が多く、色々な人からいい刺激をもらい成長できていることを実感しています。また、年齢に関係なくチャレンジできる環境もあり、実際に4年目でTマネーのサービス立ち上げに携わることができました。

CCCでの仕事遍歴

――今までの経歴を教えてください。

1年目は本社で株主総会報告の運営やTSUTAYAのフランチャイズ契約関連の法務対応を行い、その後2年間、ジョブローテーションで、Tカードサポートセンターの運営、店舗勤務やTポイント提携先のエリア営業を経験しました。その後4年目でTマネーのサービス立ち上げに向けた事業企画に配属され、サービス設計や他社研究といった上流の部分から、システムの実装や規約の制定といった下流の部分まで携わりました。

現在はTポイント・ジャパンのサービス推進部でユニットリーダーを務めており、Tマネーを含むTポイントの導入支援や、Tポイントを使ったサービス企画の設計や運用をメンバーと共に行っています。営業の方から、提携先の企業様からこんなサービスを導入したいという相談を受けた時、ただ要望に応えるだけでなく、なぜそのサービスを導入したいのかという企業様の背景をしっかり考え、様々な意見を掛け合わせて期待以上の価値提供ができるようにと、日々励んでいます。またリーダーとしてメンバーのマネジメントも行っています。

仕事をする上で大変なこと

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――今までで一番大変だったお仕事は何でしたか?

Tマネーのサービス立ち上げですね。本当にゼロからスタートのサービスだったのですが、T会員の皆様や提携先の企業様のメリットになるのか、自社の利益に繋がるのかという点で、現場の方をはじめとする社内のメンバーに理解してもらうことにまず苦労しました。私たちがどんなに長い時間を費やして作った企画も、提携先の企業様で導入してもらえるよう、賛同を得られなければ意味がありませんので、お客様と直接接点のある現場の方々にも価値を感じてもらえるサービス設計を突き詰めていく過程が一番大変だったと思います。

当初は社内でも風当たりが強く、ゴールが見えない仕事の連続で、モチベーションが下がってしまった時期もありましたが、トップの方々が「絶対価値があるサービスだから、必ず実現させる」という強い意志を表明していたので、それについていこうと頑張れました。また、導入していただく企業様に価値を感じてもらうことも困難でした。新規のサービスでもちろん前例はありませんので、集客に向けてどんな可能性があるのか、価格面で他社と比べてどんな優位性があるのか、といったメリットに共感してもらえるかも重要でした。

――その中で一番やりがいを感じたのはどんなところですか?

意識的に顧客視点に立ってサービス設計をするよう心掛けていたのですが、T会員の方がどんな風にTマネーを使って頂けたら便利になるのか、どんなサービスだったら提携先の企業様にも良い影響を与えられるだろうか、と考えながら行うサービス設計は楽しかったです。自分のアイデアがどんどん具体的に形になっていく過程にワクワクしましたし、ゼロから何かを生み出すことに携われていることにやりがいを感じました。

実際にTマネーが実装され、街中を歩いていると、Tマネーのサービスを導入している店舗に幾つも出会いました。自分が立ち上げから実装まで携わったサービスが、多くの企業様やT会員の皆様に使われていることは、「ちゃんと誰かのためになれている実感」が湧きましたし、長い年月を掛けて様々な困難を乗り越えてここまで辿り着けたという達成感は何物にも代え難いものでした。社外だけでなく社内としても、このTマネー導入によってTカードの機能拡張にも繋がり、データ活用を含めた社内事業にも貢献ができたので、上司をはじめ様々な方からお褒めの言葉をもらい、大変嬉しかったです。

今だからわかる、CCCに入って良かったこと

――働いていく中で、CCCで良かったなと感じることを教えてください。

入社を最終的に決めたのは、一緒に働きたいと思える雰囲気の方が多かったことですが、実際に入社してみると尊敬できる先輩は沢山いますし、様々な事業の様々な人と関わることで新しい気付きや学びがあり、日々成長を感じています。また「誰かのためになっている」仕事だと思える仕事内容ばかりなのも良いところだと思います。

私は前述したとおり、元々小さい頃から音楽が大好きで、音楽に何かしらの形で携わりたいと思い、CCCに入社しました。しかし実際には音楽と全く違う領域の仕事を任され、とても不安に思いました。でもいざ仕事理解のためにTポイントのサービスを1ユーザーとして使ってみると、便利さや面白さを感じ、どのように世の中に価値を提供しているのかがわかりました。そこから、今まで自分の興味範囲の中だけだった視野が一気に広がり、周りの方のサポートも受けながら、やりがいや居場所を見つけることができました。

もちろん自分の興味のある仕事ができるに越したことはありませんが、CCCには幅広い分野の仕事があるので、思わぬ形で自分の世界が広がるきっかけが無数に転がっています。たとえ自分の興味範囲外の領域でも、飛び込んだ先で頼れる仲間とやりがいを見つけることができました。一緒に働きたいと思える仲間、誰かに貢献できていると実感できる幅広い仕事、この2つがCCCで働き続けたいと思う要素であり、今だからわかる、入社して良かったことです。

大切にしている仕事観

――福永さんが大切にしている仕事の価値観はどんなことですか。

CCCの行動規範にある、「ありがとうと言われる仕事をする」ことを大事にしています。提携先の企業様はもちろんですが、現在働いているサービス部門は営業をはじめとする社内のメンバーにも信頼いただくことが大切なので、社内外問わず「誰かのためになる仕事」をしていきたいと思っています。あとはユニットリーダーになったことで、メンバーの成長についても大切にしており、どういう仕事の振り方をしたら成長できるのか、どのようにすれば周囲の方々が行っている仕事の良い部分を吸収してもらえるかを考え、再現性のある価値提供ができるチームにしていこうと考えるようになりました。

若者にひとこと

――最後に、このインタビューを読んでいる学生の皆さんにひとことお願いします。

私は「誰かのためになっている」という実感が持てる仕事が大好きです。私が関わった仕事が、たとえ間接的にでも誰かに貢献できていると感じられることが幸せです。大変なことばかりですが、一緒に働きたいと思える仲間と、今日も誰かのために頑張ろうと思って仕事をしています。皆さんにもそういった自分が幸せだと思える社会人生活を送って欲しいですし、もしもCCCに入社し、世の中に価値を提供する仲間としてご一緒できたら大変嬉しいです。