※この記事は、2021年9月時点の情報を掲載しています。
CCCで企画しているイベントをレポートする「#イベント」
今回は、2021年9月9日に開催された、株式会社indentとカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 蔦屋書店カンパニー(以下、TSUTAYA)が主催する「第一回 次世代作家 文芸賞」の表彰式に行ってきました!
次世代作家 文芸賞とは?
CCCの社内コンペで生まれた企画が形を変えて実現したもので、約20万人の作家が利用し構造的な物語の創作をサポートする執筆ツール「Nola」と、日本で一番の書店数であるTSUTAYAが共催する、「次世代を担う作家を発掘する」ことを目的とした創作コンテストです。大賞を受賞した作品は、出版社により書籍化および出版を行い、全国約800店のTSUTAYAの店内の一等地で販売を行うことで、出版から販売まで作家のみなさまのデビューを全面サポートする試みです。
参照:
『第一回 次世代作家 文芸賞』応募総数921作品から受賞作品決定! スペシャルプレゼンター神木隆之介さん「一緒に新しいエンターテイメントを作っていければ」 - TSUTAYA/ツタヤ
第一回 次世代作家 文芸賞の様子をお届け!
今回は、スペシャルプレゼンターとして俳優の神木隆之介さんをお迎えし、Instagramにてオンライン配信されました。授賞式では、応募総数921作品の中から、部門ごとに大賞受賞作品が選ばれました。
受賞者の皆さんからは、「今まで小説を書き続けて、幾度も挫折を経験してきましたが、今回大賞を受賞させていただき本当に嬉しいです。本作品は、エンタテインメントをただただ追求した物語です。ぜひ楽しんでいただければと思います。」「この作品は、絶望の中にいる主人公が諦めずに戦っていく物語です。今我々も厳しい世界の中で生きており、読んでいただいた方に元気を与えられればと思い書きました。」などと、これまでの苦労や今後世の中に作品が飛び立つ期待が述べられました。
また神木さんからは、「作品誕生の場にいることができて本当に幸せです。今回受賞された方々と一緒に、新しいエンタテインメントを作っていければと思います。」と受賞へのお祝いの言葉を述べられました。
参照:
『第一回 次世代作家 文芸賞』応募総数921作品から受賞作品決定! スペシャルプレゼンター神木隆之介さん「一緒に新しいエンターテイメントを作っていければ」 - TSUTAYA/ツタヤ
受賞作品
・「一般向けエンターテイメント小説部門」大賞受賞作品
『君がこの世を去ったあとの世界』(著者:鹿ノ倉いるか)
・「ライトノベルス文芸部門」大賞受賞作品
『転移に巻き込まれた歌舞伎町のネズミ』(著者:谷明)
『新入りは騎士団長!』(著者:狭倉朏)
・「コミカライズ原作部門」大賞受賞作品
『死に戻りのオールラウンダー、百回目の勇者パーティー追放で最強に至る。~魔王が闇堕ちすると人類滅亡!魔族語マスターしている俺が、彼女をデレさせ闇堕ちを防ぐ!~』(著者:石製インコ)
担当者のひとこと
今回の文芸賞は、「次世代の方にフィーチャーする」そして「全国販売まで支援をする」という今までにない新しい公募の文芸賞ということでした。今はまだ本という形になっていない作品たちが、どんな装丁になって本屋さんに並び、多くのお客さまに手に取ってもらうようになるんだろうと想像して、私もワクワクしました。同時に、みんなが楽しめるエンタテインメントをこれからも提供していく、TSUTAYAはそんな存在であり続けたい、と思いました。