CCCの「企画」「人」「働き方」を伝えるメディア

学生マーケティング研究会・内定者チームにインタビュー!

f:id:CCC_RECRUTING:20210929202057p:plain

※この記事は、2021年3月時点の情報を掲載しています。

 

CCCで活躍している若手社員インタビューを連載する「#若手のリアル」

今回は21卒内定者を紹介するスピンオフ企画第3弾。CCCマーケティング総合研究所が主催する「学生マーケティング研究会」に参加した内定者3人のインタビューをお届けします。

学生マーケティング研究会」については、以下のリンク先の記事で詳しくご紹介しています。CCC内定者チームは、オール日本スーパーマーケット協会様の「若者にとっての食事とは何なのか?コンビニでもなく、ドラッグストアでもなく、ECでもなく、通いたくなる食品スーパーを考える」という課題に取り組みました。

企業の課題を学生が解決!「第1回学生マーケティング研究会」を開催しました!

多様なバックグラウンドを持つメンバーは、内定者チームだからこそ

f:id:CCC_RECRUTING:20210302125900p:plain

――内定者チームとして取り組んだ感想を聞かせてください。

A::僕は経営学を専攻しているので、ビジネスコンテストのようなイベントには参加したことがあるのですが、こうやって専門の領域をまたいでチームで取り組めたのは新鮮で楽しかったです。この研究会を通じて、データを活用する場面・方法を学ぶことができました。施策の効果予測のために、施策に対する好感度をアンケートで取ってデータにすると、企画の説得力が増し、グループメンバーやプレゼンをする相手にも納得してもらえることがわかりました。大変だったことはオンラインでのコミュニケーションですね。活発な空気感を出しにくかったり、話を同時にしてしまって聞こえないといった課題もあったので、テキストベースでのコミュニケーションをもっと増やすべきたったと反省しています。

B:最終日の他チームの発表では、新たな学びが多くありました。自分たちが新規性を考慮し深堀りしなかったアイデアを、全く別の切り口から提案していたり、採算などの実現性を重視しているチームもあって、それぞれの視点での違う魅力がありました。これから社会人になるにあたって、課題解決、新規性、実現性など、どれも欠けてはならない要素になると思うので、この学びを今後にも生かしていきたいと思いました。大変だったのは、自分たちが設定したターゲット像がチーム内にいなかったことです。やはり当事者のほうが課題の把握やアウトプットの質の判断がしやすいので、本当にこの企画が響くのかをしっかりと考える必要がありました。そのため、ターゲットにアポイントを取って定性調査を行ったり、Tリサーチを用いて量的なアプローチからも検証を行うことで、よりよい企画になるように努めました。

C:僕もチームでコンペに取り組む機会はこれまで何度かありましたが、今回のように様々なバックグラウンドを持つ内定者とチームとして取り組めたのは貴重な経験でした。研究会の活動で一番大変だったことは、企業様からいただいている課題から施策の提案までのプロセスを構築し、繋げていくことです。プロセスとしては5つで、①方向性の決定②提供データ分析③独自調査④Tリサーチ⑤提案まとめがありました。これらの一つ一つのステップごとに、次にどう活かしていくのかをその都度議論をしながら進める必要があり、時間的にも内容的にも大変でした。また中間発表の際に、「定量的な分析はできているので、もっと自分の感覚的な部分を活かした分析をしてみては?」という助言をいただきました。私はデータや数字を重視してしまいがちでしたが、マーケティングではあえて感覚的な分析を用いることで消費者目線の施策の発想に繋げられるということを研究会での経験を通じて学びました。 

それぞれが思う「マーケティング」の魅力 

――みなさんが「マーケティング」に関心を抱くようになったのはなぜですか?

A:元々心理学に興味があって、その中でも購買心理に特に興味を持ちました。「人は一見すると不可解な行動を取る」が心理的な理由によって説明ができることにおもしろみを感じたんです。例えば松竹梅の値段設定で竹が選ばれやすいという話なんかがそうで。そこにおもしろさを感じたのが、マーケティングに関心を抱いたきっかけですね。

B:私は高校生の時、マーケティングの授業にたまたま参加したことがきっかけでした。そこで、誰かの役に立つことや誰かに喜んでもらうことのように、「誰か」に対してマーケティングを通じて価値提供する考え方を初めて学んだんです。それまで自分中心の生活をしていた自分にとっては、その考え方、視点が新鮮でしっくりきて、ぜひ学び続けたいと思い、大学でもマーケティングを専攻しました。

C:大学3年生のとき、データ分析や統計をしていたことをきっかけにマーケティングコンテストに参加しました。そこでは消費者の隠れたニーズや特徴をデータを活用することによって抽出できるおもしろさに気付きました。自分も普段モノを買ったりするので、分析結果や考察が身近な例でできたり、身近に感じられるおもしろさもあって、そこからマーケティングに関心を抱くようになりました。

CCCの「多様性」に魅かれる

――就活をする中で、最終的にCCCを選んだ理由を教えてください。

A:働いている人の多様性ですね。多様な考え方、意見に触れることは自分を成長させてくれる要素の1つと捉えています。CCCには、趣味・仕事など対象となるものは違えど何かを「好き」な方が多く、それが多様性を生んでいると思います。

B:就活の時はマーケティングの中でも調査やデータといった、いわゆる土台部分に興味を持っていました。大学在学中に「土台」から新しい発見をして、実際に価値を生み出せたという経験があったからです。CCCは膨大なデータを持っていて、データ領域の中でもその量と質が魅力的で、それを用いて自分もまた新たな価値を生み出してみたいと思い選びました。

C:僕はデータ分析をしたいという気持ちがあってそれを軸に就活をしていたのですが、そのなかでCCCを選んだのは、持っているデータの幅広さです。分析する上で色んなデータがあるのは、分析や解釈の幅も広がるので魅力的でした。それ以外にも、持っているデータをタイムリーに分析しやすい環境が整っていることや、リアル店舗があるので実際のお客さまの反応が見えることもいいなと思い、自分のやりたいことと合致していると感じました。

――入社してからみなさんが挑戦したいことは何ですか?

A:事業・企画サポートがしたいと思っています。自分自身で企画するのも魅力的ですが、どちらかと言うと創作意欲が高い人のビジネスサイドでのサポートもやってみたいと思っています。

B:自分だからこその課題解決が実現できるようになりたいです。マーケティング研究会の体験で改めて思ったのは、データはみんな一緒なのに、そこからの解釈が人それぞれだということ。1つの事実なのに、実は自分の色が出やすい領域でもあると思っています。自分も経験や知識を活かして、ベストな解釈でマーケティングの課題解決ができるようになりたいと思います。

C:今回の研究会に参加してみて、他の企業の方や大学の方などと一緒に新たなサービスの研究開発をしたいという思いが強まりました。まだ僕は社員として参加したわけではないんですが、企業と一緒に分析をしたり開発をしてみて、その業界に対して愛着が湧くようになったんです。最近だとコンビニでは主婦の方に協力をしてもらい商品開発をしていたりしますが、そんな風にもっと色々な人と一緒に商品企画や販売ができるような仕組みを自分の手で作れたら、もっとおもしろいことができるんじゃないかなと思っています。