CCCの「企画」「人」「働き方」を伝えるメディア

子育てしながら色々な事業を経験しキャリアを作っていく

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CCCで多様な働き方をしている社員にインタビューし、CCCならではの企業文化や働き方を掘り下げていく 「#CCCの働き方」

今回は、子育てをしながら様々な事業の業務を経験し、キャリアを作っているCCCアートラボ の木下さんにインタビューしました。

 プロフィール

木下 直子 さん

1997年 新卒入社。TSUTAYA事業、そしてTポイント・ジャパン(以下、TPJ)の販促部門を経て、現在はCCCアートラボ事業本部でユニットリーダーとして活躍している。

https://www.ccc-artlab.jp/

CCC入社前から入社後

――就活はどのようにされていましたか?

人にものを伝えるのが好きで、マスコミを中心に選考を受けていて、当時メディア事業にも進出していたCCCも受けていました。CCCは選考を受けていく中ですごく楽しそうな職場だなと感じ、働かれている社員の方の姿も素敵だなと思い、最終的にCCCに入社することを選びました。

――入社後から現在までの流れを教えてください。

初めの半年間はTSUTAYA馬事公苑店に勤務した後、東北支店に移りビデオバイヤーを1年やりました。その後、本社に戻り元々憧れていたマーチャンダイザー(以下、MD)の仕事を5年ほど担当しました。憧れの仕事ではあったのですが、長く勤めて何百本も映画を観ていく中で、段々とどの作品を観ても「何本仕入れるか」しか考えられなくなってしまった時期が正直ありました。

元々、「人に何かを伝えたい」と思ってこの仕事を始めたのに、今の自分に何が伝えられるんだろうと思い悩んだことも。そんな中、キャリアを見直そうと考え、異動で販促マーケティングの部門に移り、そこで様々な商品やコンテンツの販促を行うことになりました。主にTSUTAYA店舗で配布される販促物を作る仕事をしていましたが、時代はどんどんオンライン・デジタル領域が成長している時期で、自分もオンラインで何かできるようになりたいと考え人事に相談し、TPJの販促部門に異動しました。

TSUTAYAの販促部門での経験を活かしながら業務を行ってはいましたが、TPJで初めてやってみるオンラインでの販促は勝手が違いました。またCCC一社だけで行うものではなく他の大手企業と一緒に企画を進めていく必要がありました。慣れない部分も多く、ちょうど出産を終え戻ってきたタイミングだったのもあり、大変な日々でしたね。

初めてのことなので、当たり前だけれどできないことも多い。しかし周囲からの期待が大きく、できないことであっても周りからはできて当たり前だと思われており、そのギャップに最初は苦しみました。しかし、それでもやっていれば自然とできるようになり、また「人に何かを伝える」ということが好きだったので、仕事が楽しくなり結局8年間TPJにいました。

TPJでは他社と仕事を進めていくので、自社だけで行っている時と比べ、厳しいフィードバックをいただくことも正直多いです。しかしその分、市場における自分の価値や足りない部分を知ることができるので、成長スピードが上がったように感じます。

現在手掛けている仕事

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銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM 江上越個展「星の時間」©Culture Convenience Club Co., Ltd

――アートラボへの異動の経緯は?

私は心の動くことを常にやっていたい性格なのですが、長年Tポイントに関することを行ってきていて、そろそろ新しいことをやりたいと感じていた時、ちょうどアートラボの出版部門の社内公募があったのでそこに応募しました。その公募には受からなかったのですが、その行動によって私がアートラボに興味を持っているということが伝わり、後に参加させていただけることになりました。

やはりダメ元でもやりたいことは言うべきですね。私が入社した時は同期が300人いたので、「やりたいことはとにかく全部言え。言わないと伝わらないし、手を挙げないと間違いなく好きなことはできない」と入社前に先輩に言われて、私は毎日人事に「こんなことがしたい」というメールを送っていました(笑)。振り返ってみると、結果としてなりたかったMDにもなれ、やりたいことは全部やることができました。

現在はアートラボの広報とECのマネージャーをやっています。両方を兼務するのはなかなか大変なのですが、私はつまらないのが嫌いで、放っておくと勝手に楽しい方向に転がして大きくしていくタイプなので、それを期待してもらっているのだと思います。

――この先はどんなことをしていきたいですか?

あまり先のことは考えないタイプなのですが、できればこのままアートラボで働いていきたい気持ちでいます。アーティストさんの真隣で仕事をしていて、日々たくさん刺激をもらっています。毎回、アーティストさんの想いや背景などを聞かせてもらってその話に感動していますし、人対人の仕事なので、仕事しているときはアートの価格とか関係なく忘れていますね。

妊娠・出産・子育て

――子育てについてのエピソードを聞かせてください。

産休・育休は2回取得しました。切迫早産で出産3ヶ月前くらいから入院しなければいけなくなり、産前休暇が長かったんです。その間、夫も家事育児を手伝ってくれてはいたのですが、2人目を妊娠していた時は母親が寝たきりだとさすがに大変なので、両親が助けに来てくれていました。子どもが小さい頃は、時短勤務の制度も使いながら子育てをしていました。

――社内制度を使いながら20年以上も働き続けられているのはどうしてでしょうか?

私は上司に向かっても平気で思っていることをズバズバ伝える人間ですが、そういう人でも優しく受け入れてくれる会社なので、合っていたのだと思います。あとは、人事の方含め、周りのみんながすごく助けてくれたことですね。会社を辞めたいと思った時も正直ありましたが、親身に相談に乗ってくれました。私はこの会社の人が好きで、とても居心地がいい会社だと思っています。

――ワークライフバランスについてはどう考えていますか?

ワークライフバランスは取ったほうがいいと思っています。いくら仕事が好きでも、自分の時間や仕事をしない時間を作らないと燃え尽きてしまう。仕事が楽しくてずっとやってしまうような状態でも、自制心を効かせて自分の時間を作らないといつかは消耗してしまうと思います。また面白いものを作るという意味でもインプットが足りなくなってしまってパフォーマンスが発揮できなくなるので、仕事から意図的に離れる時間は大事だと思います。そういう意味では、子育ては強制的に仕事から離れざるを得なくなるので、私のように自制心が効かないタイプには特にいいかもしれないですね。

会社の中にバリエーションがある。

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銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM 山口歴 個展「LISTEN TO THE SOLITUDE」
©MEGURU YAMAGUCHI, GOLD WOOD ART WORKS, Culture Convenience Club Co.,Ltd

――様々な部署で働かれていますが、それぞれの部署には違いがありますか?

TSUTAYA事業は本当に仲が良くて、私にとっては故郷のような存在で、仕事の基本を全てそこで教えてもらったと思っています。TPJは外部向けに仕事するので、その分成長することが沢山ありました。一方、今いるアートラボは規模が小さい組織なので、自分が頑張れば売上を大幅に上げられるような面白い環境です。

それぞれ全く異なる環境なので、やれることもできることも必要なことも違います。そういった意味では、キャリアの順番が良かったですね。これまでで色んな経験をして、色々なことができるようになってきたので、アートラボのような小さい組織に入ると役に立てて活躍できる機会が多いように思います。CCCには会社の中にそういったバリエーションがあるのがとても面白いと思います。