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一人の恋愛相談から生まれた、CCCにしかできないマッチングサービス

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企画会社CCCがこれまで手がけてきた企画の数々。

そんな一つひとつの企画の裏側に隠された「一人のアイデアがやがて事業へと成長するまでのストーリー」に光を当てお伝えする「#キカクノキッカケ」。

今回は、AIを活用したマッチングサービス『D-AI』の企画で活躍されている山崎さん・田野倉さんのインタビューをお届けします!

今回のキカク人

山崎 史郎 さん

2014年中途入社。CCCマーケティング(以下CCCMK)にて、Airbnb様との提携責任者やグループ会社取締役を担当。その後、マッチングサービス『D-AI』の合弁会社の代表取締役社長を務め、現在はCCCMKのD-AIユニットの責任者として『D-AI』のアルゴリズムを活用した事業促進を行っている。

田野倉 正規 さん

2007年中途入社。入社後はTSUTAYA のタイアップ広告を担当。その後、Tポイントの販促、提携先の法人営業に従事。2019年からはCCCMKのD-AIユニットにてプロダクトの責任者を務める。

マーケティングとエンタメ、まったく異なる経歴

――お二人のCCC入社までの経緯を教えてください。

山崎:大学卒業後はシステムエンジニアをしていました。その後は外資系広告代理店で営業企画を10年、クリエイティブを3年やった後、自分で事業を行いたいと思い、2014年にCCCに転職しました。CCCは蔦屋書店などのリアル店舗とビッグデータを持っていて、そこに、自分がやってきたマーケティングの知識を入れると新しいことができるのではないかと思い入社を決めました。

田野倉:大学生の時にアルバイトしていたのが、下北沢にあるCD・レコードやDVDの新品中古から輸入盤を中心に扱うお店だったのですが、その時に同じような商材を扱うTSUTAYAが店舗数を大きく増やしていることに興味を持ち、卒論でエンタメ流通について書きました。CCCの社員にも話を聞く中で、「CCCは世の中のエンタメを変えられるのではないか」という期待感を抱きながらも、当時はまだ就職をするつもりはなく、音楽活動をしながら働きたいと思い、週5日でCCCでのアルバイトを始めました。

CCCには色んな業界から面白い人が集まってきていて、そういう人たちと関わっていく中で「ここには新しいことを生み出す機会があるのではないか」と思うようになったのと、ちょうど音楽活動もライフワークとしてやっていこうという思いになり、25歳の時に入社しました。

――CCC入社後の経歴を教えてください。

山崎:CCCではマーケティング部門に在籍し、Airbnb様との提携の責任者や、グループ会社でアートのECサイトの立ち上げに携わり、子会社の取締役を務めていました。その当時に自身が企画したマッチングサービス『D-AI』を本格的に進めていくことになり、他社と合弁会社を作りそこの代表取締役社長を務めた後、現在はCCCMKに戻り、事業開発部門でユニット長として事業を進めています。

田野倉:はじめは現在のCCCMKの前身となる、広告系のグループ会社に所属し、広告や販促を行なったり、Tポイントのアライアンス先の法人営業を行なっていました。2019年からは新規事業開発の部門に移り、D-AIユニットでプロダクトの責任者をやっています。

飲み会から生まれた企画

――今回の企画のそもそものきっかけはなんだったんでしょうか?

山崎:仲のいい社員と飲みに行った際に、「恋人を探しているがいい人がいない」という相談があり、容姿や年収などの「スペック」ではなく、「相性」の予測ができるともっと良い相手が見つかるかもしれないし、それが実現したら面白いのではないかという話になりました。ビッグデータを使ってその「相性」の予測ができないか。最初は、その話を面白いと思ってくれる有志のメンバーで集まって密かに研究を始めました。そのメンバーは多様な部署の人たちで、みんな飲み仲間でした(笑)。そのうちに会社のビジネスプランコンテストがあり、その構想をビジネスプランに仕上げてそこにエントリーし、無事通過して、子会社を作って事業を始めることになりました。

そうして生まれたキカク『D-AI』

Tカードのデータをもとに衣食住といったライフスタイルや価値観を予測し、モデルデータ(円満夫婦のデータ)を機械学習させることで、二者間の相性を予測するAIによるマッチングアルゴリズムを開発。

※お客さまの個人情報を保護し、その信頼を確保することに責任と義務を負っていると深く自覚し、個人情報の保護と管理に努めます。本サービスは、サービス利用規約にご同意いただいた上でご登録されたお客さまの個人情報およびプライバシーの保護を最優先事項としてサービス開発を行い、Tカードのデータを統計的に分析した傾向データを使用し、AIマッチングサービスを提供いたします。

全く初めてのことにチャレンジする生みの苦しみ

――新しい企画を始める上で大変だったことなどはありますか?

山崎:別の会社さんからも出資してもらって会社を作ったのですが、それまで会社を作ったこともないし、出資を受けたこともなかったので、その立ち上げのところが一番苦労しました。会社を作るにはいろんな契約事が発生してくるのですが、知らないことばかりだったので、法務や経理、財務などのいろんなメンバーを呼んで、毎回知らないことを教えてもらいながら進めていきました。

田野倉:未経験なことに対してもチャレンジしていき、時には初めてのことでも100点に近いパフォーマンスを出さないといけないので大変でした。しかし、それらは一度やってしまって自分のものにしてしまえば強みになるし、良い経験だなと思ってやっていました。その他に大変だったことは、パートナーや一緒にやっていく人たちとどう進めていくかということですね。会社が違えばビジョンや進め方も違うので、そういったところにハードルがありました。

――そんな大変な中でお二人が頑張れた理由はなんでしょうか?

山崎:それまでのマッチングサービスは顔や年収などの表面的なスペック主義で、実際に出会えている人も少ないという状況がありました。そういう人たちに良い出会いを届けられるかもしれない、その結果幸せになってくれる人が増えるかもしれない。そういう良い影響を人に与えて、少しでも世界を変えていけるかもしれないというのがモチベーションになっていました。

田野倉:手探りながらも新しいチャレンジができるのはモチベーションにもなるし、とても楽しく感じていました。0から1の新しいことを考えて作っていくところと、1から100に事業を伸ばしていくところの両方にチャレンジできて、また仕事も営業からプロダクト、事業企画など全てにおいて経験させてもらえました。

人生で救われた西条市に事業で恩返し

――企画を進める上でやりがいを感じたことはありますか?

田野倉:CCCマーケティングの中でもやったことのないことができているのはモチベーションになりますね。今、D-AIを活用して地方自治体とも一緒にいろんな取り組みをさせてもらっているのですが、公共事業部タウンマネジメント推進のメンバーと一緒にAIマッチングを活用したバスツアーを自治体と一緒に企画したり、愛媛県西条市に婚活支援などの目的でAIマッチング機能を提供したりしています。

愛媛県西条市というのは実は個人的にも縁があり、人生で苦しい時に西条市に行っていろんな人と会って話して救われた経験があるんです。いつか西条市に恩返しがしたいなと思っていた中、お互いのやりたいことがマッチして、こうして企画として実現できたのはとても嬉しく思っています。

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面白いと思ったものに積極的に参加してきてくれるメンバー

――お二人が考えるCCCらしさを教えてください。

山崎:このプロジェクトは、初めは非公式のもので有志メンバーだけで集まってやっていました。そういう面白いと思ったプロジェクトに対して積極的に参加して集まれるメンバーがいるところはCCCらしいですね。他にもCCCには出版社もありますし、店舗メンバーもいて、いろんな人たちが集まっています。そうするとプロジェクトを進めていく上で何か足りないピースが出てきた時に、誰かに紹介をお願いすると、誰かしら繋がって助けてくれるという環境はCCCの素敵なところですね。

田野倉:CCCは面白い人が多いというところですかね。退職した人とかからも「CCCは面白い人が多かった」とよく聞きます。実際自分もCCCのいろんな人と話していくうちに、その人の面白い一面を知れたり、新しい出会いが生まれたりするんですよね。そういう人たちが集まっているからこそ、今回のように面白い企画やプロジェクトも生まれているのだと思います。