生きたスキルを得るために、必要なこと。ーキカクノキッカケ

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企画会社CCCがこれまで手がけてきた企画の数々。

そんな一つひとつの企画の裏側に隠された「一人のアイデアがやがて事業へと成長するまでのストーリー」に光を当てお伝えする「#キカクノキッカケ」。

今回は、機械学習のスキルを競い合うコンペティションプラットフォーム「Tryout!」を企画した中岸さんと岸部さんのインタビューを、21卒内定者がお届けします!

今回のキカク人

中岸 恵実子さん

2015年CCCマーケティング株式会社(以下、CCCMK)に中途入社。前職ではマーケティングリサーチをする会社でデータ分析業務に従事。現在はデータベースマーケティング研究所のソリューション開発ユニットに所属している。

岸部 友裕さん

2017年CCCMKに中途入社。前職ではシステム開発を担当。現在はCCCMKでデータベースマーケティング研究所の技術開発を行うユニットにてエンジニアをしている。

CCCマーケティング データベースマーケティング研究所の Tech Blog

学生時代、そして転職を経たお二人の今。 

ーーお二人の学生時代から現在までを教えてください。

岸部:学生時代からデータ分析を専門にしていました。元々興味はあったのですが、4年生の卒業研究の時に本格的にやり始め、その楽しさに気付きました。前職でもシステム開発をしていたんですが、第3次AIブームの中で、改めてデータ分析をちゃんとしたいなと。そこでデータを持ってる会社に行きたいと思い転職したのがCCCです。データ分析では、分析した結果から新しい発見をするのも面白いですが、仮説の結果を出すために試行錯誤し、その過程で自分の技術を高めることにも面白さを感じてます。

中岸:私は学生時代農学部で森林人間関係学を学んでいました。その中でも「なぜ日本人はこんなにも桜が好きなのか」というテーマで研究していました。当時食べ物や入浴剤等に桜を使うことが流行っていたのですが、香りや味ではなく、桜のもつ良いイメージを利用して商品ができているのではないかと仮説を立てて研究していたことから、マーケティングに興味を持ちました。元々、なぜこうなってるかわからないものを解明することが好きなんです。また、学生時代に触れた第一次産業とマーケティングを繋げたいという思いもあります。前職でもマーケティングをしていましたが、無意識的な行動データの分析に魅力を感じてCCCへの転職を決めました。

自分で試行錯誤するからこそ身につく、これから必要な生きたスキル。

ーーこのtryout!というキカクのキッカケを教えてください。岸部さんの発案とお伺いしましたが、どこに着想を得たんですか?

岸部:実は本当のきっかけは、オフィスに行かず在宅勤務をしたかったっていうのがあります。家でも出来る仕事を作りたいなと(笑)。そんなとき、Kaggleという機械学習のコンペプラットフォームを思い出したんです。コンペ形式で機械学習に関する個々のスキルを試行錯誤しながら高めていくので、教科書のように知識をただ与えられるのではなく、経験的に力をつけることができます。この部分は自分がデータ分析に対して感じている魅力とも一致します。 

そしてせっかくだから個人でやるのではなく、全社的にやれたらいいなと。3年前からデータベースマーケティング研究所では、データサイエンティストを育成するというミッションが課せられています。なのでKaggleの社内版を作って、全社的に実践しながら生きたスキルを身に着けられるプラットフォームを作ろうと思いつきました。

ーーなぜ中岸さんは岸部さんとこの企画を作ることになったんですか?

中岸:私はCCCに転職後、機械学習を一から学びました。その中で、出来るようになるまでの経験を他の人にもぜひ還元したいと思ったんです。自分が出来なかったからこそ、できない人の気持ちもわかるので、その経験を生かして貢献したいと思いました。

また前職ではクライアントさんの課題を聞いてリサーチの設計をしていたので、実際のデータ分析の課題を知っていたんです。なので、その経験を生かしてコンペのお題を作っています。私たち2人のお互いの強みが掛け合わさってこの企画はできているなと感じています。

そうして生まれたキカク、「Tryout!」

『Tryout!』は自分たちの機械学習のスキルを競い合うコンペティションプラットフォーム。Kaggleという世界的に有名なコンペティションプラットフォームを社内向けに構築したもので、予測モデルの精度を競い合い、切磋琢磨出来る環境を実現した。社員であれば誰でも参加することが出来る。社員一人ひとりのスキルを伸ばす上で重要な役割を持つ可能性を秘めた社内企画である。

ーー数あるコンペの中で一番面白かったものは何ですか?

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TryOut!メンバー共有会の様子

中岸:お題としては、変化の激しいコロナ禍の状況で予測モデルを作るコンペですね。初心者はシンプルな問題として解けますが、上級者にとっては応用も出来る作りになっています。着想は社外コンペです。外部データを探してきて紐付けて良いという部分が、各参加者の工夫が生きるなと思い参考にしました。

システム的に面白かったのは、ステージをどんどんクリアしていくゲーム形式にしたコンペです。ステージ5をクリアして初めて順位が見えるようになっています。これは、順位が最初からわからない方がやりやすい、初心者の方にも挑戦してもらえるように工夫したものです。

ーーこのコンペのお題は全てお二人が決めているのですか?

中岸:基本は主催者を募集していて、色々なチームに主催者としてお題を出してもらっています。 各チームが何を解決したいのかを聞き、その後に私がどんなデータを用意して、どんな問題にして、精度をどう測るかを、各チームのデータアナリストと考えて作っています。

毎回違うチームの方を巻き込んで開催しているので、今後もどんどんお題は増えていくと思います。そしてこの『Tryout!』は、プラットフォームとしての役割も担っているので、ずっと存続させていきたいと思っています。

お互いの得意を掛け合わせる。それがこれからの働き方。

ーー最後に、お二人の感じる、CCCで働くことの魅力や今後の展望を教えてください。

岸部:CCCでは、かなりふわっとしたお題を渡されることが多いですね。だからこそ自分で調べたり連絡を取ったりしながら仕事をしていきます。自分で考えて動くのが好きな人には最高の環境だと思います。それと「企画するのが当たり前」ってスタンス、CCCでは普通ですが、世間的には珍しいんじゃないですかね?良いものを企画したいという意気込みがある人がたくさんいて、それを受け入れる環境がたくさんあることも、CCCならではかなと思います。

中岸:これからの働き方でいうと、掛け合わせが鍵になってくると思います。データ分析の分野だけではないと思いますが、全てのスキルを高いレベルで持っている人ってユニコーン、つまり幻の存在だと言われているんです。そのような人になることは難しい。でも異なる分野を得意とする人同士がチームを組んで仕事をすれば、複数人の力でカバーし合い最高なものが出来る。なので自分はどこに軸足を置くかを決めてスキルを伸ばし、それをチームで掛け合わせていくことが大事になると思います。今回の企画は私たち二人の力を掛け合わせてできたので、今後もこの形は増えていくだろうなと思いますし、増えるといいなと願っています。