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クライアントの課題にCCCならではの企画で解決を目指す若手マーケター

CCCで活躍している若手社員のインタビューを連載する「#若手のリアル」。今回は、CCC マーケティング株式会社(以下、CCCMK)のソリューションセールスとして、企業の課題解決提案を担っている新卒入社2年目の髙橋さんのインタビューをお届けします。

今回の若手社員

髙橋美帆さん

2021年新卒入社。入社後からCCCMKに所属。1年目上期はインサイドセールス部門(以下、IS)にて新規顧客向け営業を担当。下期に異動し、現在は日用品商材を扱うクライアントのソリューションセールスを担当。

大学から就活まで映画一筋。映画会社ではなく、企画会社に入社した理由。

――大学で学んでいたことや就職活動時期の企業選びについて教えてください。

もともと映画が好きだったので、映画製作を学べる学部に入学しました。大学では授業だけでなく、大学のスカラシップ制度を利用して、プロデューサーとして映画を1から自分で作る経験もしました。最初は映画業界に絞って就活をしていたのですが、まだ何もしないうちから自分の可能性や将来を決めつけてしまうのがもったいないと感じたので、もう少し業界を広げて企業選びをすることにしました。そこで、映画製作プロジェクトを経験したときに、仲間と一緒にひとつの企画を完成させる過程にやりがいを感じていたことを思い出して、「企画ができる会社」が就活の軸になりました。そんな中で見つけたのが、「企画会社」を謳うCCCです。映画を扱っていることも私にとっての魅力のひとつでしたが、映画事業以外にも、蔦屋書店やマーケティングなど幅広い事業領域があり、この中から自分に一番合う仕事を見つけていきたいな、という気持ちでCCCの選考に応募しました。

――CCC入社の決め手はなんでしたか?

枠にはまらない自由さに惹かれました。面接で聞かれることや選考の流れ等はどこの企業も似たり寄ったりの中、CCCは提出課題として新しい事業提案のための企画書が求められたり、面接でもこちらからの質問時間が長くとられていたりと、とにかく自由な社風を選考時にすでに感じていました。内定者期間においても同期との交流の中でひとりひとり学んできたことややりたいこと、育ってきた環境も本当にバラバラで、多種多様な考えや才能を持った人が集められているのだとわかり、CCCでできる企画の幅広さ、面白さへの期待が高まりました。

マーケティング事業の営業担当に。意外な配属と初めての仕事。

――入社時にマーケティング部門への配属を告げられ、映画と直接関わる仕事ではないと知ったときはどうでしたか?

正直、自分のやってきたことや想像していたキャリアとはかなり違うと思いました。でも、CCCを受けようと思ったきっかけも、働く中で自分の適性を探っていきたいという理由だったので、この配属にもきっと意味があるのだろう、と思いました。

――1年目上期のインサイドセールス(以下IS)の仕事内容や、印象に残っている経験があれば教えてください。

ISはCCCMKの新規顧客向けの窓口となる部門です。CCCMKと過去にお取引がない企業様と打ち合わせをする中で、課題を見つけ出し、その課題を解決するためにCCCMKがどんなお手伝いができるのかをご提案する、というのが主な仕事でした。

印象に残っているのは、やはり自分が初めて受注した案件です。クライアント様のお悩みをヒアリングするところから、CCCMKとしてマーケティングの提案を組み上げ、社内他事業である蔦屋書店を活用した施策を行いました。初仕事として思い出深いだけでなく、複合的に事業を展開しているCCCグループの強みがいかせた経験としてもよく覚えています。

2年目で見えてきた、営業として果たすべき役割と企画の醍醐味。

――ソリューションセールスではどんな仕事をしていますか?

現在の部署では、主に日用品商材を扱うクライアント様を担当するソリューションセールスとして働いています。ISと同じように課題のヒアリングから始まり、課題を把握できたら、データアナリストをはじめ、社内の様々なメンバーと連携して解決策を練り、最適だと思う案をクライアント様にご提案します。クライアント様の状況や世の中のトレンド、情勢による消費者行動も日々変化する中で、とにかく柔軟な発想で企画を考えます。クライアント様の利益になるなら定石に縛られる必要もないですし、社内に活用できるアセットもたくさんあるので、どんな企画にするのかは自分次第です。入社時に期待していた、色々な人と協力して自由に企画を作ることそのもので、仕事がとても楽しいです。

――現在の仕事で一番大変なことは何ですか?

大変だと思う瞬間は日々たくさんあるのですが、特に施策が単発ではなく複数回だったり、長期にわたる案件に携わるときは大変だと感じています。その案件と並行して他の案件を進行する必要があるので、それぞれの進捗の把握やクライアント様とのやりとり、スケジュール調整など、遅れが出ないように全て管理する必要があるのが難しい点です。自分だけでなく、他の方の動きも把握して、状況に応じて舵をとっていかなければいけないので。

営業の果たすべき役割について、先輩方から学んだことが2つあります。まずは自分よりずっと年次が上の方と仕事をするときもひるまず堂々と仕事をすること。そして、誰がどんな作業をすべきかを見える化し、こちらが求めている役割を共有することで、各自自走的に動いてもらうようにすること。今もうまくできているとは言えず、完璧にできるようになるまでにはまだ時間がかかりそうですが、以前に比べると成長していると思います。

――SSでやりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?また、チームの雰囲気はどうでしょうか?

考えた企画が目に見える形で実現したとき、仕事のやりがいを一番感じます。たとえば、先輩のサポートとして、飲料会社にドリンクと音楽の組み合わせに着目したイベントをご提案したことがありました。その中で進捗管理を担当し、様々な方が参加する会議のファシリテーションなどを任されました。どんどん企画が形になっていき、当日のイベントでお客さまのリアルな反応を見ることができて、とても嬉しかったのを覚えています。

また、この企画はCCCのアセットをフル活用した企画で、「プラットフォーム(代官山 蔦屋書店)×ライフスタイルコンテンツ(音楽)×データベースマーケティング」と社内のみんなで協力できたことも、いつも以上に達成感を感じたポイントです。

また、所属している部署の雰囲気については、年齢が近い方が多いのであまり気兼ねせず、気軽に相談できる環境が自然にできあがっています。リモートも多い部署ですが、業務のこと以外も話しやすい方が多いです。

「CCCしかできない企画」と、私の「これから」。

――これまでのキャリアの中で感じたCCCらしさとは何でしょうか。

何に関しても、決まったやり方がないところかなと感じています。「今までのやり方と違うから」などの理由で企画を否定されたことがなく、解決策として効果的か、クライアント様に合っているかなど、企画そのもののクオリティで判断されます。仕事のやり方に関しても、基本的に個人に任されており、かなり自由度が高いです。先輩にアドバイスや意見を求めることも多いですが、十分なサポートをしてくれた上で「こうしなさい」と言われるより、「まず自分流でやってみたら」とアドバイスをしてくれる方が多いです。

――ご自身の今後の目標や夢、やってみたいことはありますか?

現在担当しているクライアント様に提供できる物をもっと増やせるよう、「CCCにしかできない企画」を作り出せる力を磨きたいと考えています。もちろん、映画に携わる仕事への興味も色褪せておらず、一度経験してみないと自分のやりたいことは明確にならない気がしています。なので、どこかのタイミングで直接的に映画に関わる仕事もしたいと考えています。