CCCで活躍する若手社員のインタビューを連載する「#若手のリアル」の番外編として、本編で取り上げられた社員のとある一日を紹介する「#CCCのイチニチ」。社会人生活を具体的に想像できるよう、キャリアやスケジュール、仕事内容、働き方についてインタビューします。
今回は、新卒1年目に本編インタビューに登場した久野さんの現在のイチニチを紹介します。
本編記事はこちら⇒ お客さまと一緒に創る書店を目指す - CCC inside | カルチュア・コンビニエンス・クラブ 新卒採用 オウンドメディア | (ccc-inside.com)
今回のイチニチ社員
久野泰輝さん
2020年新卒入社。1年目は代官山 蔦屋書店アートフロアで本の発注から販売、イベントの運営など幅広い業務を担当。2年目から海外事業部海外商品部BOOK担当として、中国・台湾・マレーシアの新店舗への選書、ディスプレイ、書籍調達を行っている。
ある日のスケジュール
もっと教えて!Q&A
――チームの雰囲気やキャリア構成を教えてください。
自分以外のチームメンバーの方々は、もともと蔦屋書店でコンシェルジュをしていた方、長年他社で書店員をしていた方など、本やアートのエキスパートが多いです。優しい方が多いので、コミュニケーションはとても取りやすいです。コロナ禍ということもあり、飲み会などはないですが、出社日が被ったときは一緒にお昼を食べたりもします。
――出張時を除き、基本的に週3日本社オフィス出社・2日リモートということですが、この働き方についてどう思われますか?
出社とリモートのバランスはかなり自由なので、チーム内にはずっとリモートの方もいます。ただ、私自身は若手でわからないところや人に聞きたいことも多いのでこのバランスにしていました。また、会社にいると、色々役立つ情報が聞こえてくるのも面白いです。
――海外事業部だとかなり語学力が必要なのですか?また、中国・台湾・マレーシアの方々と仕事をするということは、英語以外の言語もできなければいけないのですか?
もちろんできたほうが良いとは思いますが、私自身チーム内のどちらの言語もできる方にコミュニケーションの際は頼ったり、他言語で送られてきたメールを理解するために翻訳機を使ったりすることもよくあります。ただ、やはり同じ言語で話せたほうが良いとは思うので、オンライン教材などを利用して勉強中です。
――現在の仕事でやりがいを感じた瞬間はいつですか?
3か国の事業全てに携われているのは、とても特別だと感じます。また、自分がまっさらな状態からプランニングしたものが実際のお店としてできあがって形になる嬉しさも大きいです。特に、初めてプランニングから関わらせていただいた新店の様子を自分の目で見られたときは、とてもやりがいを感じました。同時に、自分のひとつひとつの仕事のクオリティがお店に直結することを実感し、気が引き締まりました。
――現在の仕事で特に大変だったことはなんですか?
前例がない大変さを強く感じます。初めての土地で初めての試みをするので、あらゆることがイレギュラー対応になります。たとえば、検閲の基準は国によって違う上に、明確な判断基準を開示してくれるわけではないので、選書ひとつでも日本での出店では発生しない難しさがあります。ただ、そのイレギュラーを仕組み化、標準化していくことが自分の仕事なので、大変なことであると同時にやりがいにもつながっています。
――コロナによってもたらされた大変なことはありますか?また、それらの困難に対してどのような工夫をしていますか?
移動などの制限があるので、実際に現場を見る機会が限られることですね。データだけでは、実際に現場で起きていることや現場で働く人の困っていることはわからないことも多いので。また、コロナ対策の規制も国によって異なるので、店舗の営業に関してもイレギュラーが多いです。ただ、最近は移動制限も徐々に緩和されてきているので、部署のメンバーがかわるがわる現地に出張するようにしています。出張時は写真や動画など様々な方法を駆使して現地店舗の様子や課題観を日本にいるメンバーに細かく伝えられるよう皆で工夫しています。
学生の皆さんへのメッセージ
月並みですが、学生のうちに、熱中できることに全力で取り組む経験は、とても大切です。その経験の中でこそ、自分の好きな分野や、得意なこと、これから進んでいきたい方向感が見えてくると思います。どんな仕事を選んでも苦しい場面はありますが、会社の方向感と自分の方向感が合致していれば、踏ん張りもききますし、自分のアウトプットにも手ごたえを感じることがでてくるはずです。まずは直感でいいので、ビビッとくるものに飛び込んで、自分だけの方向感をつかんでください。
インタビュー担当者のひとこと
海外商品部と聞いただけでは、どんな仕事をしているチームなのか、なかなかイメージがつきづらいと思います。実は、今回のインタビューは内定者数名と一緒に行ったのですが、仕事内容や働き方について、内定者の皆さんからもたくさん質問が出ていました。特に、海外とのやりとりの多い仕事ということで、日常業務で必要とされる語学力や海外出張のあるライフスタイルについて、気になる人が多かったようです。