CCCの「企画」「人」「働き方」を伝えるメディア

転職2年目で任された大仕事。前職の経験を活かし、チャレンジする日々。

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外の世界を経験してきたからこそ、持っている視点がある。

中途としてCCCに入社し、新卒とは違った視点でCCCの仕事に向き合う社員を紹介する「#中途の視点」。

今回は中途入社2年目、CCC コーポレート本部 HR Service Centerで人事企画の仕事に携わる渡邉さんのインタビューをお届けします。

今回の中途社員

渡邉裕介さん

2020年中途入社。CCC コーポレート本部 HR Service Centerで人事企画の仕事に従事。

転職の理由

――以前はどんなお仕事をされていましたか?

臨床検査業界の上場企業に在籍していました。主に医療従事者からの検体(採血や細菌検査など)をお預かりして、自社のラボ(研究所)で検査し、それをお返しするといった一連の流れを運営していく企業です。そこの人事部門で、採用、給与、労務、制度企画などに幅広く携わっていました。

――CCCへ入社された経緯を教えてください。

以前の会社では人事に関わるものを一通り経験はしましたが、分業が進んでいたので、「自分はこの範囲」みたいに絞られてしまっていて、そこから垣根を超えた動きがなかなかできない環境でした。特に、一つ一つを深く踏み込んでゼロベースで企画を生み出すような、主体的に取り組むようなことはなかなか難しかったです。次の仕事ではもう少し垣根を越えつつ、自分の責任で裁量を持ちながら仕事ができる環境でチャレンジしたいと思っていたところ、CCCに出会いました。実際選考が進んでいく中で、面接官の方々との会話を通して、自分の求めている環境に近いものを感じ、入社を決めました。

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人事の仕事

――現在のお仕事はどういったものでしょうか?

ざっくり言うと、CCCグループ全体に関わる人事企画の仕事をしています。人事企画では主に、社員の皆さんの評価制度の運用、報酬改定や賞与に関わる取りまとめ、就業規則等の各種規程の整備、評価・報酬制度の改訂等を行っています。

「人事企画」の名前の通り、人の働き方に関すること、評価や報酬に関すること、福利厚生等の新しい制度を生み出すこと、それらの結果として社員が働きやすい環境を整理したり、効率な業務をできるようにしたりすることを企画する部署です。例えば、就業規則の変更も業務の中の一つです。

毎年改正される労働基準法など、世の中の働き方のルールが変わってきている中で、制度の変更に合わせてCCCの中の就業規則をきちんと世の中のルールに合わせて改訂していくことをしています。大切なことは、世の中の法改正の動きなどにもアンテナを張っておくこと。法令遵守は非常に大事なことなので、常にアンテナを張ることを意識しています。そんなある種「守備的」な仕事に加え、現在は「評価・報酬制度の改訂」にも取り組んでいます。

――「評価・報酬制度の改訂」を任された時の心境を教えてください。

これは自分一人ではできないなって思いました。もちろん結果的に周りの皆さんに助けてもらいながら進めているのですが、「任せる」ことで裁量を渡してチャレンジさせることがCCCなのだなって思いましたね。最初は、「より頑張っている社員に応えられるような評価・報酬制度を作ろう」というミッションが下りてきて、具体的な中身や進め方は示されず、「え?こんな感じなの?」「何から始めればいいの?」と戸惑いも正直ありました。しかし進めていくうちに「上司や周りからの自分への期待」を感じるようになって、戸惑いも消え、「期待に応えられるような新しい制度を生み出したい」というモチベーションで進めていくことができました。もちろんしんどい時もあって大変な仕事ではありますが、同時に楽しんでやれています。

CCCは大きな組織なので、全員が同じ働き方をしているわけではないんですよね。店舗や営業、開発など事業に携わる人もいれば、人事や総務、ITのようなスタッフ部門の人もいる。そんな様々な人たちの評価方法が変わり、報酬にも関わってくるとなると、それはもう大変なプレッシャーです。10月に実施した社員説明会では、ポジティブなもの、ネガティブなもの、本当に様々な意見をいただきました。その一つ一つに向き合いながら改訂を進めていくのは、なかなかに心を折られる仕事ではありながら、応援してくれる社員もたくさんいて、それで救われています。また、制度を変えるだけではなく、いかに定着させていくかが一番大切で、そこまでが僕のミッションなので、引き続き頑張っていかないといけないなと思っています。

中途の視点

――他社で積んだ経験を活かせた場面はありましたか?

僕は先ほどもお話したように前職でも人事の領域に携わっていました。前職では、研修を通じて基本的な社会人マナーや会社法などをしっかり学んだ後に、人事領域でのジョブローテーションを経験しました。ジョブローテーションで、人事の仕事を一通り経験し、それぞれの部門の役割や関係性など、全体像を把握することはできていました。この経験が、CCCに入社してすぐにリモートワーク制度の仕組みづくりを任された時に役立ったなと思います。中途入社してまだ全体像や会社のことを把握できていない中で、しかもリモートワークメインで進めていくのはかなり難しかったのですが、前職で制度を作った経験や必要な法律の知識、そして社員の方にどう周知をさせるのがよいのかなど、進め方や必要なことが想像できたので、分からない中でも進めていくことができました。また、CCCには今はまだない、前職にはあってよかったものもあり、そういうこともこれから自分が進めていきたいなと思っています。例えば、CCCは変化をしていく会社で、グループの再編や組織変更がよく起こるため、なかなか一つの形で情報を管理できていなかったり、蓄積することが少し苦手だったりするなと感じています。前職では、全てマニュアル化されていて、誰もがわかる仕組みになっていたので、その経験を生かし自分がしっかり蓄積できるようにしたいなと思っています。また人事としてもっと色々な部門と連携をして、「組織開発」をしていくことにも取り組んでいきたいと思いますね。

ーーCCCらしいなと思うポイントを教えてください。

自由な社風で、どんな場面でも皆さん気さくに会話をしたり、意見出しをしたり、アドバイスをいただける環境はCCCらしいと思いますし、そこにある人間関係のフラットさがポイントだったりするのかなと思います。また、責任と裁量を持ってミッションを達成することを求められるため、限定された領域に閉じずに、ポジションや役割に関わらずどんどん任せてもらえる環境もCCCらしさだと思います。同年代で他社ではなかなか経験できないことだと思います。