CCCの「企画」「人」「働き方」を伝えるメディア

お客さまのことを考え尽くした先に提案がある

f:id:ccc2023:20211105141653j:plain

CCCで活躍している若手社員のインタビューを連載する「#若手のリアル」。

今回は、柏の葉T-SITEで働いている河合さんのインタビューをお届けします。

今回の若手社員

河合 志帆さん

2018年4月新卒入社。1年目は枚方T-SITEの文具雑貨を担当、2年目から柏の葉T-SITEに移り、2年間文具雑貨を担当した後、2021年春からイベント販促と文具雑貨のリーダーを兼任。

自分の価値観を大切にできる環境

――CCCに興味を持ったきっかけは何ですか。

私は在学中、いわゆる「就活」はしていませんでした。会社に入ったら自分が大切にしたい価値観や思想が、会社の文化にのまれてしまうのではないかと思っていたので、自分の大切にしたい価値観を突き通せる会社が見つかるまで、どこにも入社するつもりはなかったんです。そんな中、たまたまCCCの方と話す機会があり、その時にここであれば自分が大切にしたいものを大切にできると思い、「ここに入る!」と決めました。

――CCCを最終的に選んだ理由を教えてください。

新しいものに出会った時に得られるエネルギーってとても大きなもので、それが人生を豊かにするのだと私は思っています。それまで持っていなかった考え方に触れた時に感じる「こういう考え方もありだよね」という気付きは、人に大きな発見を与えてくれます。私はそういった瞬間に携われる仕事がしたいと思っていました。そういう意味で、蔦屋書店という場所は新しい本や雑貨など、その背景にあるストーリーに出会える場であり、ぴったりな場所だと思いました。また、高校生の頃からものづくり、特に伝統工芸品などの手仕事が好きだったのですが、そういったものもイベントなどを通して提案していける蔦屋書店は、自分に合っていると思い、入社を決めました。

自分が誰よりも仕事ができないとわかっていたから。

――文具雑貨の担当者として働く中で、大変だったことはありますか?

良いお店を作るためには主観に寄ってしまってはいけないと思っているのですが、お店を作るスタッフさんも一人の人間ですので、それぞれに大切にしたいことがあります。「こういう商品が良いんじゃないか?」と考える際の「良い」の基準は人それぞれで、それらを全てまとめてお店を作っていくことはとても大変なことでした。今では100%楽しんで行えているのですが、1年目の時はお店のリーダーとしてのマネジメント経験もなく、商品の調達もしたことがない中で、経験が豊富なスタッフさんとなかなか上手く話が進まず苦戦しました。

――どのように乗り越えられたのですか?

意識していたことは3つありました。1つ目は、学びに行くことです。私が着任した当時、文具雑貨の担当は私だけで、他の店舗にも足を運び、積極的に情報を取りに行きました。2つ目は、スタッフさんととにかく沢山話すこと。目指す先を共有するだけでなく、日常的な会話を楽しんだり、一緒に商品を見て意見交換をしたりすることで、スタッフさんの考え方や価値観に触れることを意識していました。3つ目に、誰よりも現場の業務をすることです。スタッフさんと同じ目線に立つため、お客さまのことを知るため、とことん売場に立つことを意識しました。どんな仕事があって、どのくらい時間や労力がかかって、どんな工夫が必要なのか…どんなお客さまがいて、どんなお問い合わせやニーズがあるのか…現場だから得られる情報は沢山あります。その目線なしにはチームを動かせないと思い、とことん現場に立ち、店を知ることに努めました。

作り手さんのことを考えると、どれだけ効率が悪くてもやるべきだと思った。

f:id:CCC_RECRUTING:20211104211023j:plain
f:id:CCC_RECRUTING:20211104211334j:plain

――仕事をしていてやりがいを感じたエピソードはありますか?

「柏の葉 料理道具市」というイベントを2021年9~10月に開催した際に、メーカーさんや窯元さんからとても嬉しい反応があり、やりがいを感じました。コロナ禍でなければ、お客さまは全国を旅したりお買い物をしたりできていた時期でしたし、窯元さんは秋は陶器市が多く開催される時期なので、1年間頑張って作ってきた作品を沢山の方々に見ていただいて、次の製作意欲に繋げていくタイミングだったと思うんです。

コロナ禍でそのような機会が失われつつある中、蔦屋書店なら新しい形で両者を繋げられるのではないかと思い、イベントを企画しました。新しい試みだったので、業務や作業は膨大な量になってしまったのですが、窯元さんのことを考えると絶対にやるべきだと思ったため、いくら非効率なことであってもやることにしました。また、私が個人的に手仕事が好きで、そこに対する熱量が人一倍あったこともあり、最後までやり抜くことができました。作り手さんからも、お客さまからも「参加してよかった!また参加したい!」などのお礼のお言葉をいただけて、私にとっても大きな自信になり、また作り手さんの力になれたことを嬉しく思いました。

「もっと知りたい!」と思う貪欲さ

f:id:CCC_RECRUTING:20211104210952j:plain

アジアン夜市のイベント

――イベント販促担当はご自身で志願されたとのことですが、どうして志願されたのでしょうか?

理由は「お客さまをもっと知りたい」ということでした。CCCにはTカードから得られる大きなデータベースがあり、様々なデータを掛け合わせることでより細かなデータ分析ができることが強みだと思うのですが、商品の購買情報のみでは分析しきれない部分があると思いました。そこで更にイベントを行えば、もう少し大きなテーマで集客ができるので、これまで知れなかった部分をより知ることができると思い、志願しました。

例えば先日だと、「お子さまが防災に関して楽しく遊びながら学ぶことができる」というコンセプトのイベントを行ったのですが、書籍や雑貨の購買情報だけではそういった趣味・趣向を図ることに繋がらなかったと思います。このように、イベントをすることでお客様のことをより明確に知れることが、イベントをやる意義の一つであると考えています。

――お仕事をする上で意識していることはありますか?

「常に貪欲であること」ですかね。私はひたすら好奇心が強い人間で、やったことがない仕事はやりたいし、知らないことは知りたいと思う人間なんです。でも仕事をしていると、いつの間にか目先の仕事やスピードに囚われて自分の殻に籠ってしまっていることもしばしば。なので、何かを決めるとき「自分の中だけで決めつけていないか」を自分に問うようにしています。自分の持つ情報や知識はまだまだ少ないということを忘れず、スタッフさんはどう思っているのか、お客さまはどうなのか、貪欲に知りに行くことがより良い行動や決断に繋がると思っています。

お客さまについてとことん考える習慣がある。

――入社してCCCらしいと感じることはありますか

CCCにはお客さまのことを軸に考える人が多いなと思います。例えばお店で3月にフェアをやると決まった時に、「新生活が始まる時期なので新しい仕事道具を提案しましょう!」という流れはとても自然に感じますが、うちのお店では「本当にそうだろうか」と疑います。「うちのお客さまは3月に何をしているか?どこにいてどんな生活をしているか?何をしていて何を考えているのか?どんなことに困っているのか?」ということまで想像して、ようやく企画のスタートラインに立てます。

「3月は引っ越しの時期で、うちの地域であれば30、40代のご夫婦が多く、そのタイミングで引っ越されてくる方が多い。そうであればこの町についてもっと知りたいと思っている方がいるかもしれないし、小学校入学前であればママ友関係などに関して不安を感じているかもしれない。ではそういった時にはどんな提案をしたらいいのだろうか?」という風に、とことんお客さまについて考えます。顧客を一番知っている人間になる。という行動規範もあるように、そういった文化や習慣がCCCにはあるのかなと思います。