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新入社員の取り組み成果報告会を開催しました!

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※この記事は、2021年10月時点の情報を掲載しています。

 

CCCで企画しているイベントをレポートする「#イベント」

今回は、店舗に配属された新入社員による、半年間の取り組み成果報告会の様子をお届けします。

新入社員向け勉強会と取り組み成果報告会について

店舗に配属になった新入社員7人に向けて、若手先輩社員6人の企画メンバーによる実践的な学びを得るための勉強会を、5月から定期的に実施しています。

●第1回勉強会の様子はこちら

この勉強会で学んだことを実践に落とし込み、それぞれが各店舗で取り組んだことを上半期の集大成として蔦屋書店カンパニーの役員の前でアウトプットするのが、今回の取り組み成果報告会です。

当日の様子をお届け!

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会に先立ち事前選考が行われ、そこで選ばれた3名が取り組みを発表しました。CCCにおける企画は、「顧客価値」に加え「収益性」が伴っていなければなりません。アクションをやり切った上で、それがどれだけ店舗の利益に貢献できたのかも問われます。それは新入社員であっても同様で、勉強会で学んだことを生かしながら、それぞれのお店で取り組むべき課題をあらゆるファクトを元に設定し、その課題の解決方法を新入社員ならではの目線で考え、アクションに落とし込みを行いました。それをやり切った上で、最終的に定量的な数値成果を含めアウトプットしてくれました。

それぞれの発表に対して役員からも具体的なフィードバックがあり、発表した3人はもちろんですが、発表をしなかったメンバーや先輩社員達も、自分のことのようにメモを取る姿がありました。

その後は、蔦屋書店カンパニーの梅谷社長と新入社員によるセッションが行われました。新入社員から社長へ、様々な疑問をぶつけていきました。

新入社員の1人から「梅谷社長が店舗で働いていた頃、どういうことを意識して取り組んできたか」という質問がありました。それに対して梅谷社長からは、「店舗のNo.1戦略として『自分の力で1番になれる商品と商圏を選択する』という考え方があるが、その前にまず自分自身は何で1番になれるかを考えていた。例えば自分の場合は、店内をスタッフの誰よりも1番歩くことを課していた。そうすることで誰よりもお客さまと自分のお店を知ることができる。またこれは自分自身のレベル、”自分力“を上げることにも繋がるので、みんなも自分が働く中で何で1番になれるかを真剣に考えてみたら良いのではないか。」との回答がありました。

また梅谷社長からは、商品の選定やサービスを考える上で、お客さまにいかに「自分のお店」と感じてもらえるかが大事、という話もありました。お客さまが友人や知り合いに「”俺の店”に行こうぜ」と言ってもらえるようにしていく、それがリアル店舗の価値に繋がっていく、というお話で、この視点も新入社員にとって非常に刺さる内容になったようです。

新入社員の感想

・同期の発表のクオリティに圧倒されました。伝わりやすく、目を引く資料づくりを私も真似していこうと思います。発表へのフィードバックについて、データベースとお客様を両方大切にしているのが良いというコメントが印象に残りました。日々の業務でどちらかに偏りがちですが、両方大切にしながら業務に取り組もうと感じました。

・お店でも仕事でも、No. 1になることが大切、ということが聞けてよかったです。自分が何に秀でているのか考えながら、それをお店のNo.1に活かしたいなと思いました。

・お店での勤務だけに関わらず、仕事をしていく上で大切にすべき心構えについて、たくさんの気づきとヒントを得ることができました。中でも、「自分力を上げる」「自分が何で1位になれるか考える」ということは、今後どんな業務に携わることになったとしても、大切にしなければならない考え方だなと思いました。

・一人ひとりとの信頼をしっかりと築いていく、という言葉は店舗でのお客さんとの関係だけでなく、すべてにおいて言えることだと思いました。仕事の対人関係を築いていく上で今後も大事にしていきたいと思います。

担当者の感想

「自分力を上げる」という言葉が印象的でした。仕事をしているとどうしても日々のルーティンをこなすことに必死になり、なかなか自分の能力の変化や成長にフォーカスしたことがなかったように感じます。これからは1か月に1回自分自身を振り返る時間を作ろうと思いました。また、勉強会の皆さんの感想を読むと、新入社員だけではなく先輩社員もそれぞれの立場で学んでいることがあり、改めて一方通行の研修ではなく、共に成長できる機会となっているなと感じました。